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- ボクの後ろには100人の人たちがいる。
1歳から100歳までズラリと。
それぞれにガラスのキューブに入ってもらったんだ。
キューブに最後まで残った人が50万ドルを手にできる。
チャレンジが正式に始まった。
どの年齢が一番か確認しよう。
- ボクが31歳の代表。
一番いい眺めをもらった。一番やる気の出るね。
-
一番になりたい?
-
一番が目の前にいるじゃないか。
-
娘が今週土曜に3歳になるんだ。
エミリー、愛してるよ。 このチャレンジはエミリーのため。
- 69歳。気分はサイコー。
勝利を思い描いてるよ。
-
ボーン、ボーン、ボーン。
-
このチャレンジに勝つ戦略は?
-
300台以上のカメラをそこらじゅうに設置してる。
だから、どの動きも見逃さない。
わかったことが1つ。子どもにはクレイジーな戦略があるってこと。
- ボクの戦略は騒音をたくさん出すこと。
みんな寝られなくって出ていきたくなるだろうから。
- 信じられないけど、効果はバッチリ。
高齢の人たちは耐えられず、
すぐに出ていきはじめた。
-
誰か、あの女の子が叫ぶのを止めて。
-
何人かの子どもも耐えられず出ていった。
-
自分でサスペンスを演出してる。
-
ダメだ!
-
おカネほしいでしょ?
-
うん。
-
じゃ、どうして出ちゃったの?
-
いい知らせがあるよ。
このチャレンジで1歳の子に勝ったんだ。
-
そんなの、大したことじゃない。
-
簡単だってこと?
-
わしは第二次世界大戦で兵士だった。 訳もない。
-
おっしゃるとおり。お勤めに感謝。ありがとう。
チャレンジ開始から2時間が経過。 10人がすでに脱落。
この日はもう何もしないことにした。
それで、さらに多くの人が脱落していった。
-
おうちに帰りたい。子どもに会いたいの。それじゃ!
-
学校に行かなきゃ。
-
私の年齢じゃムリよ。
-
退屈だし、飼い犬が恋しくて。
-
お遊び用にお小遣いだよ。
-
え、マジなの?
-
セルに留まることを決意してる人たちもいるよ。
-
ボクはとっても家族思いなんだ。 姉の教育費ローンを返したいんだ。
-
孫と約束したのよ。
70歳の私がどれだけ強いかを見せるために参加したの。
-
戦略なんかいらないよ。クリスマスまでいられるさ。
-
2日目の始まり。残っているのは76人だけ。
100歳代表がどうしてるか確認しにいこう。
調子はどう?
-
起きてるよ!
-
2日目のスタートだよ。 このまま続行、それとも脱落?
-
やめることにするよ。
わしの家族は決して忘れないだろう。
-
第二次世界大戦で戦ってミスタービーストの動画にもチャレンジしたんだもん。
-
そうじゃ。
-
2日目に突入。気分はサイコー。
-
おカネはあそこ。まさに目の前にある。
-
ガラスにどうやって描いたの?
-
リップクリームで。
-
チャレンジに勝ち残るために退屈をどうしのぐのかを見ると、 いつも感心するね。
デオドラントでガラスに絵を描いたり、 寝城を築いたり。
チャレンジのレベルを上げることにするよ。
24時間が経過。投票の時間だよ。
ご覧のとおり、みんなの部屋に緑と赤のボタンを用意した。
緑のボタンを押した人が多ければ チャレンジに突入。
それで何人かが強制脱落。
赤いボタンを押した人が多ければ
このまま何もせず続行。
-
赤にするよ。なんでリスクを冒すんだ?
-
緑は押さない。
-
何かして少し出てってもらわなきゃ。
-
緑はチャレンジ突入。 赤は…… 了解。
-
結果発表。
63人がチャレンジ突入に投票、13人がそのままを選択。
-
今日はゲームモードになるよ。
-
ゲームは3カップモンテ。
でも少々大きくしてみたよ。
ボールを3つのカップのうち1つに隠す。
ノーラン、チャンドラー、カップをシャッフルして。
ボールの位置を当てられたら、チャレンジ続行。
外れた人は全員脱落。
- あの子たちイカしてる。
カップよりも気になっちゃう。
-
あんなに集中してる人、見たことある?
-
あれ何だ?
-
そんなイタズラするもんじゃない。
-
あ、あれ何だ?
-
引っかからないよ。
-
82歳は引っかかったんだけどね。
どのカップかわかるかな?
-
わかんない。
-
賭けるしかないってことだね。
ボールの行方を見失っちゃって、 お隣さんに答えを聴かなきゃいけない人もいる。
-
瞬きとか、ほんの一瞬視線をそらしちゃったら 見失っちゃうんだ。
-
意見の一致を頼りにするんだ。
-
新たな戦略。
-
何?
-
ウソを教えるんだ。
聞かれたら、違うカップを教えるんだ。
-
みんなを信用するよ。無事なはずだ。
-
不安なの。脱落したくないから。
-
みんな1時間ぶっ通しでカップを見続けてる。
今でもどのカップにボールが隠されているかわかってたら、
大したもんだよ。
みんな、投票の時間だよ。
カップの色に合わせて正解と思うボタンを押してね。
-
誰を信用していいんだ?
-
緑よ。
-
奴は赤だって。
-
赤だよ。
-
彼女は青だって。
-
青よ。
-
彼女を信用しちゃダメ!
-
あそこにいる男はまったく信用ならないな。
-
あんたは終わりだよ、ビッグボーイ。終わり。
-
選んだ色を表示して。
緑を選んだのは3人だけ。
ノーラン、この3人が正解かな?
不正解。
青を選んだ人が一番多かった。
正解かどうか確認しよう。
正解!
-
脱落だ。
-
脱落だ。
-
2日目のチャレンジが終わって
52人がセルに残ってる。
さらに空気は張りつめている。
-
敵がはっきりした。年寄りの男性だ。
-
そうね、見てよ。
-
2つの年齢グループに摩擦が起きてる。
-
奴は赤といった。彼女は正解を教えてくれた。
-
ここにいる人はずっと彼と話してたの。
連中は彼に不正解を教えたの。
- 彼女と一緒に彼をハメたのさ。
不正解を教えてね。
からかってたんだよ。
連中、マジになっちゃってね。
-
ウソついて勝つなんてのは 実に卑怯なやり方だ。
-
あんなやり方してたら、反発を生むだけだよ。
たくさんの人からね。
- ここでトイレはどうするのかって思ってるよね。
このボタンを押して。
キューブの外にある明かりがついたね。
クリスがトイレを運んでくれるよ。
100のキューブに配管なんてできないから
ポータブル・トイレを用意したんだ。
- ここはバスルームに早変わり。
バスルームから出ていこう、なんてこった。
-
2日目の終わりには ほぼ半数の参加者が排除された。
-
ウソの色を教えるのは痛快だね。 だって困惑してたから。
-
どうして22歳を排除したいの?
-
さっき悪口言い合ってたから。
-
ギスギス感はこれまでで最高潮に。
-
彼女が出ていきたくなってきたぞ。
-
効果ないってば。
-
何言ってるか、わからない!
-
お腹減ったの。ほっといて。お腹空いてるんだから。
ああ、イラつく。
-
さらに多くの人が脱落。
-
うちに帰るわ。
-
頑張ったね。
-
ありがとう。
-
3日目の終わりには54歳と74歳が最大のターゲットとなった。
みんな調子はどうだい?
- 4日目を半分経過。
ここで、再びチャレンジするかどうか 投票するよ。
チャレンジを選んだら、多くの人が脱落。
前回のチャレンジとは違うよ。
だから慎重に投票して。
調子はどう? どっちのボタンを選んだ?
-
チャレンジ。
-
自分が脱落する不安はないの?
-
混乱の種を蒔きたいんだ。そのほうがおもしろいもの。
-
なんで何回も押すの?
-
チャレンジ大歓迎!
-
そうか。
結果が出たよ。
チャレンジなしはたったの9票。
みんなには紙とサインペンを配るよ。
セルに残っている人の年齢の1つを紙に書いてね。
もっとも多く選ばれた人が脱落。
制限時間は60秒。はじめ。
このチャレンジは残酷だって言ったよね。
-
これはヤバいことになるわって、思ってたの。
-
連中は自分のことをまず脱落させるだろうね。
-
前回のチャレンジではウソが横行してた。
だからウソをつかれた人はウソをついた人を排除するだろうね。
正直者が報われるってことだね。
- 選んだのは?
- 54。
自惚れた感じとウソがね。
- 74。彼女はギスギスしてるからね。
排除するなら彼女だね。
-
あっという間に書いたね。
-
ああ。50代のブロックを全滅するんだ。
-
つまり、みんな54を選んだってこと?
-
そのとおり。思い知らせてやるんだ。
-
おもしろいことになってきたね。
-
みんな自分の答えを見せて。3、 2、1。
おー!
同じ番号がたくさんあるね。
-
74と54で激しい争いだ。
-
結果が出たよ。
2つの年齢で激しいデッドヒートだった。
敗者は14票の74歳。
ノーラン、74歳の方を脱落させて。
1人脱落。あと9回同じことをするよ。
-
ウォー!
-
みんな同時に結論に達したよ。10歳を排除って。
-
ウザいもの。
私を排除しようとしたのよ。私、ひどいことしてないのに。
- 強い意志を持った子だね。
ずっと残ってたら優勝はあの子だ。
-
10歳はボクのお気に入り。残ってほしいな。
-
10歳だね。申し訳ないけど。あの子を選ばなかったら、ボクが排除されちゃう。
-
確実じゃないけど、あの人、ボクを選んだんじゃない。
-
3、2、1。
それじゃ、みんな、選んだ数字をカメラに見せて。
- 残酷だ。残酷。
- なんてこった。
10がいっぱい。
すまないね、リトルマン。
初めて10歳の子が公に排除された。
-
みんな、イカれてるよ!
-
この列で最後まで残ったんだよ。
排除した連中はお前のことが怖かったんだ。
- 10歳の子が気の毒だったから、ステージに招待して
チャレンジの共同司会をしてもらうことにした。
-
私のこと、追い出すに違いないわ。
-
みんな、14って書いてね。
-
14、14、14、14、14、14。
-
どう言っていいかわからないけど、ほぼ全員が14と書いた。
-
誰が一番の脅威かって考えなきゃ。
難しい選択だね。
覚悟はいいね。
-
排除されるね。
-
50代は脱落させる決意が固い。
それに投票の影響力がもっとも大きかった。
-
73も腐ったリンゴの1人だね。
-
73に15票。
-
連中は大きな影響力を持ってるね。
-
なんてこった。50代は70代を1人ずつ排除するかもしれない。
-
71? 了解。
-
71歳が15票。
-
50代がこんなにも脅威になるなんて。
-
恐ろしいね。いい仲間を失ったよ。 彼らが脱落するのはツラいよ。
-
こんなことしたくないけど、75歳が脱落。
-
どうかしてるよ。
-
ほぼ全員が69だね。
-
お気の毒。
-
69歳の方、脱落です。
-
このひどい仕打ちを直視しろ!
-
次の脱落者は35歳。9票。
-
ランダムに選んだの。
-
気の毒だが、21歳。
-
ずっといい関係だったのにね。
-
96を選んだ人がたくさん。そこで彼女の言い分を聞きにいこう。
まさしく排除目前です。
-
いいじゃない。みんなが望むなら、それでいいわ。
-
なあ、彼女イカしてるじゃん。
あの言葉でお孫さんが家で恋しがってるってわかるよ。
-
腕が…… 腕が……
-
集団の残酷ないじめを誰に仕掛けたのか。
番号を見せて。
半分以上が96を選択。
みんな、理解できないよ。
最大の脅威は彼女じゃないだろう。
- ああ、お気の毒に。
- どうもありがとう。
こうなるしかなかったのよ。満足よ。
みんながそう望むんだから。
それが大切でしょ。
-
胸が痛むね。
-
粛清がまさに行なわれた。
キューブにいるってことはサバイブしたってこと。
50代は一致団結して切り抜けた。
投票ゲームでは無傷だった。
それと、また54歳が何とか生き残った。
-
お次の投票ね。
-
チャレンジか、チャレンジなしか。
-
チャレンジなしにするよ。最後まで待てるから。
-
チャレンジするかどうか、また投票で決めるよ。
-
チャレンジなしなら、絶対に自分が勝つ。
-
チャレンジに投票するよ。
チャンスが広がるからね。みんなと同様に。
- 最後まで待てるよ。 家のローンが終えられるし、定年退職もできる。
全部カタがつくかもしれない。
- 20人がチャレンジを選択。 なんでギャンブルするのかな?
みんなクレイジーだよ。
みんなのキューブに、それぞれジェンガを用意したよ。
1回につき1つずつブロックを抜き出してもらう。
タワーが崩れたら脱落だからね。
最初のブロックを取り出して。
赤以外のブロックだったら、どれでもいいから。
生存者が10人になるまでジェンガを続けるよ。
2番目のブロックを出して。
誰もまだ脱落していないようだね。
もう1つ行ってみよう。
-
心臓がドキドキしてる。
-
ジェンガのブロックが崩れる音が聞きたいね。
-
もうすぐ……
ああ、ボクのせいだ。
1人脱落。
あと14人脱落するまで続行。
クレイジーなことになるね。
ゲームを続けるけど、Shopアプリについて説明するよ。
電話から買い物できるってサイコーでしょ。
Shopアプリで買い物がとっても楽しくなる。
Feastablesの板チョコからE-バイクの購入まで
興味のあるものは何でも
超簡単に買い物できるんだ。
買い物の準備ができたら、
Shop Payを使えばチェックアウトまであっという間。
-
ブロックが出てこない。
-
ShopアプリはAIテクノロジーを使って
数百万もの製品をスキャンし、
自分にもっともあった製品をおススメしてくれる。
-
ドキドキしちゃう。
-
ボクもだよ。
-
オー!
ねえ見てよ、これ。
-
触っちゃダメ……
-
あらら……
Shopの荷物確認は1カ所でできる。
だから、それぞれの荷物がいつ到着するか 正確にわかるんだ。
それとね、残り10人になるまでジェンガは続けるから。
-
やった!
-
何してるの?
-
別に。
-
信頼できないね。
-
あーあ。
ついうっかり。
-
そうだね。
-
あと1人脱落者が必要。
-
ここまで来たら、彼女が最後の脱落者だね。
-
まだ崩れてないのが不思議なくらい。
-
そうだね。30回はグラついてるよ。
見てられない。でも見なきゃ。
見てられない。でも見なきゃ。
-
さあ、ブレンダ。裏庭のジェンガと同じだよ。
-
裏庭のジェンガにはジミーはいない……
-
最終脱落者が決定。
-
信じられない。
トップ10に残ったよ。
90人が脱落。生存者は10人。 頑張ろう!
-
ママが50万ドルを手に入れたら、みんなでDisney Worldに行くからね。
-
今すぐShopアプリをダウンロードしてね。
今回のセットで使ったジェンガブロックとその他のパーツを Shopアプリで販売するよ。
動画の終わりにくわしく説明するからね。
このチャレンジで60歳以上の人がみんな脱落。
マップの右側は荒地と化した。
15人が脱落したから、
15のキューブを解体しなきゃ。
明日、またチャレンジに投票なんてことはしないだろう。
こんなに脱落しちゃったんだね。 X印のついているところには 人がいたんだよ。
-
ここに人がいたんだ。
-
まわりには誰もいない。
-
生存者で一番年下がボク。
-
脱落するならチャレンジだね。
自分から出ていくことはないよ。
-
ここまで来たのは諦めなかったから。
-
マイク越しに投票の意思を発表してもらうよ。
チャレンジする?
-
もちろん。
-
イエスかノーか?
-
イエス。
-
イエス。
-
チャレンジ。
-
イエスかノーか。
-
イエス。
-
チャレンジに突入。
-
マイクドロップだ。
-
マイクドロップ。
-
ボクらのイカゲーム動画でやった ビー玉ゲームがみんな気に入ってたよね。だから、またやるよ。
前回のゲームと同じく参加者は1対1でお隣と勝負する。
各プレーヤーに10個のビー玉が配られる。
どのゲームをプレイするかを彼らが選ぶ。
30分後に20のビー玉を持っている人が勝ち残り。
この2人はさっさとカタをつけたかった。
-
50万ドルをかけたコインフリップ。
-
おー。
-
おー。
レディース&ジェントルマン、表です。
- 先に2勝したほうが生き残り。 いつでもどうぞ。
なんてこった、入った。まず1勝。
オー。
箱に入ったら、それで勝ちだよ。
-
やったぜ!
-
ああ、勝利を決めたね。
-
すまないね。
-
大丈夫。
-
数えて。
-
20あるか数えて。
-
青が10、赤が9。
-
ビー玉が1個ないの?
-
数えなおしてくれる?
-
19。1個足りないね。
-
ボクのとこにはないよ。
-
おもしろいね。
残り時間7分。
彼のために探さなきゃ。
-
どこだよ?
-
現在ビー玉は18個。
こちらの残りは2個。
-
君に任せるよ。
-
いいのよ。
-
ごめんなさい。
-
あらまあ。
-
ウワー。 挽回してきたかも。
-
そうかもね。
-
あったよ。
-
マジで?
-
うん。
-
え、マジで?
-
ベッドシーツにあったんだ。
-
まだ1個残ってた。
そのビー玉で勝ったらクレイジーだよ。
入ったと思ったんだけどな。
-
入った。
-
ウワー。
-
正式に脱落だね。
ウワー、最悪の気分。
- 一進一退だね。
ジャンケン、ポン。
ジャンケン、ポン。
ジャンケン、ポン。
なあ、どっちも脱落することになるなら
別のゲームをやらなきゃ。
-
30秒に1回のジャンケンもダメだな。
-
それじゃ全部のビー玉を賭けて
総取りかオケラかだ。
フェアな勝負じゃないか?
-
ビー玉全部を賭けるってこと?
-
ああ。
-
でも14のビー玉があって、あっちは6個だよ。 なんでギャンブルするの?
-
総取りかオケラか、残り1分半。
-
急いで。
-
ジャンケン、ポン。勝負手を見せて!
-
総取りだ。
-
54歳がまた生き残った。
残り30秒。
- OK。残り2つとなった。
これで2分前と同じ状態になった。
-
1分前には私が残り2個だったの。
-
お互いに言いたいことはある?
-
愛してるわ。
-
私もよ。
やっちゃいましょう。
- いいのよ。おめでとう。
ハグしてもいいかしら?
-
もちろん。
-
素晴らしい人に負けたの。
-
ツラいわ。
-
残っているのは
23、40、43、52、54だけ。
- X印の墓をご覧よ。
スタート時にはボクのキューブのようなのが ズラリと並んでたんだ。
ドキドキしてないっていったら、ウソになる。
-
緊張感が増してきたね。
-
今日は娘の誕生日なんだ。 お祝いできないのがツラくなってきたよ。
-
みんな聞こえる?
-
ああ。
-
開始時に100人いたけど今は5人だけになった。
チャレンジでさらに生存者を減らしたい?
-
もちろん!
-
選んだのは君らだからね。
このチャレンジでは95人の脱落者が投票を行なう。
得票数のもっとも高かった3人が脱落する。
-
ウワー。
-
このチャレンジはヤバいね。
-
生存者の中には参加者を払いのけて脱落させた人もいるからね。
-
どんな審判が下されるかだね。
-
ここまで敵を作ってこなくてよかったよ。
-
脱落した人は君のこと好きかな?
-
ほとんどの人は。
-
50万ドル賭けられる?
-
その自信はないな。
-
脱落者は自分のことを好きだと思う?
-
いや。
-
嫌いなわけないでしょ。
-
それでは確認。
ズバリ聞いたよ。
95人の脱落者1人1人に
誰を脱落させたいか、って。
-
ドキドキして心臓が口から出そう。
-
自分の得票数はいくつ、ジョー?
-
10。
-
君は脱落者ではない。
生き残る2人のうちの1人。
つまりキューブの4人のうち1人だけが生き残る。
こういうのボク苦手だから、やってくれるかな。 任せたよ。
-
23歳。
-
ああ。
-
君は脱落。
-
なんてこった。
残り5人まで残って負けるのはホントにツラい。
-
23歳が脱落するなんて思わなかった。
-
残り3人のうち1人が生き残り。
生き残ると思う?
-
そう願うよ。
-
自信なさげだね。
15票だったよ。
-
ああ。
-
残酷だね。
-
愛してるわ、クリス。
-
マジでさ、ここで負けるのはツラいよ。
だいたい7日間、ここにいて
大金を手にするまで目前ってところで
泡沫となる。ツラいよ。
-
そして残り2人。 おふたりに近づこう。
-
緊張の一瞬。
ドキドキ。
-
54歳。
-
最高得票数だよね、わかってる。
-
なんで、わかるの?
-
あそこの男はまったく信頼できない。
-
終わりだよ、ビッグボーイ。終わり。
-
わかるよ。
-
そう、そのとおり。37票獲得。
-
私は生き残り?
-
つまり52歳が生き残り!
-
生き残ったわ!
一生に一度のチャンスよ。
-
50万ドル獲得のチャンスは50%になった。
-
最終2人の生き残りとなったご褒美に最後のサプライズ。 何だと思う?
-
うーん、わからない。
-
何て書いてあるの?
-
娘のために書いたんだ。
-
今日が誕生日なの?
それじゃカーテンの向こうに何があるか見てみよう。
- やめてくれよ。
なんてこった。
-
娘の誕生日を祝えないなんてこと するわけないでしょ。
-
ホントのパパかしら?
-
勝っても負けてもママは私たちの誇り。大丈夫よ。
-
よくできました。
-
私の家族。
-
ハーイ!
-
もうサイコーだね。
ボクのすべてがあそこにいるんだもの。
-
そうね。もう十分よ。
-
生き残りは52歳と40歳のみ。
2人は1週間以上もこのキューブで生活してきた。
- 8日目。
ワイルドな旅だった。
- ここにいるのが信じられないわ。
どのチャレンジでも、もうダメだと思った。
もうダメだって。
でも、やったのよ。
- 実現できそうな気になってきたよ。
98人対自分じゃないからね。
1対1の戦いだから。
- X印にはキューブで暮らした人たちがいて
みんないなくなった。ただジョーと私だけ。
- ここであと1日暮らすことになっても どちらもやめない。
やんどころなき事情が生じないかぎりはね。
-
チャレンジにノーと言えるチャンスを2人に与えた。 でも……
-
ああ。どうしたらいいかしら。
-
チャレンジを選択するなんて。
50万ドルを賭けたギャンブルだ。
2つのブリーフケースの1つには
50万ドルの小切手が入っている。
セットのみんなが目隠しをする。
カメラマンもね。ボクがブリーフケースをシャッフルする間。
すぐに、どういうチャレンジかわかるから。
ブリーフケースはシャッフル済み。
チャレンジを選択したから
キューブから出て真ん中に来て。
50万ドルが52歳か40歳の手に渡ろうとしてる。
コイントスをして
どちらがブリーフケースの中を見るか決めるよ。
その人だけがおカネがどっちにあるかを知ることができる。
- ブラフのゲームだよ。
- そのとおり。だって、どちらのブリーフケースを持ち帰りたいかを選ぶのは対戦相手次第だから。
表か裏か?
-
表。
-
裏だ。
覚悟が決まったら、ブリーフケースの中を見て。
中身がどうか知りたくもない。重責に耐えられないよ。
52歳は決断を迫られる。 自分の側のブリーフケースを取るか、彼のを取るか。
-
ジョー、自分のブリーフケースに50万ドル入ってる?
-
うん。
-
ジョー、ウソついてる?
-
どうかな。
-
おカネ以外にブリーフケースに入ってたものは?
-
ミスタービーストのロゴがあったよ。
-
チェックが入ってたの?
-
うん。
-
ジョー、正直に言ってるの?
-
ここまで一緒に過ごしたんだよ。そのことをどう思う?
-
もう、どうかなっちゃいそう。
50万ドル、のるかそるか。
自分のブリーフケースを取るか、彼のを取るか。
-
うーん。
-
重大な決断だね。現時点でどう思う? 彼のブリーフケースの中かな?
-
あっちにはないと思う。
私のほうにあると思う。
- 緊張感ハンパない。
心臓バクバク。2人とも大丈夫かな。
-
自分のブリーフケースにおカネがあるって誓うの?
-
うん。
-
入ってないでしょ。
自分の側のブリーフケースにするわ。
-
このままでいいのね?
-
最終決断?
-
それじゃ、ジョー、君のブリーフケースの中身は?
オーマイガー!
-
だと思った!
-
やった!
-
なあ、彼女に正直に話したね。
-
ああ。
-
正直に話したんだ。 なんてこった。クレイジーな賭けだよ。
どうしたら、あんなことが?
- 正直に話して手に入れたの。
みんな言ってたの。いい人が勝つって。
- 正直者が報われる!
勝負には勝てなかったけど、1万ドルを差し上げるよ。 それとディズニーランドへご家族を招待。
みごとな負けとするためにね。
- あら、ありがとう。
ご家族はディズニーランドに行けるね。
-
やった!
-
セットを解体したものをコレクターズ・アイテムにしたよ。
お値段はたったの1セント。
お求めはお早めに。だって限定品だから、すぐに売り切れちゃうよ。
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またね。