1歳から100歳までが5000万円を賭けて戦う | MrBeast

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- ボクの後ろには100人の人たちがいる。

1歳から100歳までズラリと。

それぞれにガラスのキューブに入ってもらったんだ。

キューブに最後まで残った人が50万ドルを手にできる。

チャレンジが正式に始まった。

どの年齢が一番か確認しよう。

  • ボクが31歳の代表。

一番いい眺めをもらった。一番やる気の出るね。

  • 一番になりたい?

  • 一番が目の前にいるじゃないか。

  • 娘が今週土曜に3歳になるんだ。

エミリー、愛してるよ。 このチャレンジはエミリーのため。

  • 69歳。気分はサイコー。

勝利を思い描いてるよ。

  • ボーン、ボーン、ボーン。

  • このチャレンジに勝つ戦略は?

  • 300台以上のカメラをそこらじゅうに設置してる。

だから、どの動きも見逃さない。

わかったことが1つ。子どもにはクレイジーな戦略があるってこと。

  • ボクの戦略は騒音をたくさん出すこと。

みんな寝られなくって出ていきたくなるだろうから。

  • 信じられないけど、効果はバッチリ。

高齢の人たちは耐えられず、

すぐに出ていきはじめた。

  • 誰か、あの女の子が叫ぶのを止めて。

  • 何人かの子どもも耐えられず出ていった。

  • 自分でサスペンスを演出してる。

  • ダメだ!

  • おカネほしいでしょ?

  • うん。

  • じゃ、どうして出ちゃったの?

  • いい知らせがあるよ。

このチャレンジで1歳の子に勝ったんだ。

  • そんなの、大したことじゃない。

  • 簡単だってこと?

  • わしは第二次世界大戦で兵士だった。 訳もない。

  • おっしゃるとおり。お勤めに感謝。ありがとう。

チャレンジ開始から2時間が経過。 10人がすでに脱落。

この日はもう何もしないことにした。

それで、さらに多くの人が脱落していった。

  • おうちに帰りたい。子どもに会いたいの。それじゃ!

  • 学校に行かなきゃ。

  • 私の年齢じゃムリよ。

  • 退屈だし、飼い犬が恋しくて。

  • お遊び用にお小遣いだよ。

  • え、マジなの?

  • セルに留まることを決意してる人たちもいるよ。

  • ボクはとっても家族思いなんだ。 姉の教育費ローンを返したいんだ。

  • 孫と約束したのよ。

70歳の私がどれだけ強いかを見せるために参加したの。

  • 戦略なんかいらないよ。クリスマスまでいられるさ。

  • 2日目の始まり。残っているのは76人だけ。

100歳代表がどうしてるか確認しにいこう。

調子はどう?

  • 起きてるよ!

  • 2日目のスタートだよ。 このまま続行、それとも脱落?

  • やめることにするよ。

わしの家族は決して忘れないだろう。

  • 第二次世界大戦で戦ってミスタービーストの動画にもチャレンジしたんだもん。

  • そうじゃ。

  • 2日目に突入。気分はサイコー。

  • おカネはあそこ。まさに目の前にある。

  • ガラスにどうやって描いたの?

  • リップクリームで。

  • チャレンジに勝ち残るために退屈をどうしのぐのかを見ると、 いつも感心するね。

デオドラントでガラスに絵を描いたり、 寝城を築いたり。

チャレンジのレベルを上げることにするよ。

24時間が経過。投票の時間だよ。

ご覧のとおり、みんなの部屋に緑と赤のボタンを用意した。

緑のボタンを押した人が多ければ チャレンジに突入。

それで何人かが強制脱落。

赤いボタンを押した人が多ければ

このまま何もせず続行。

  • 赤にするよ。なんでリスクを冒すんだ?

  • 緑は押さない。

  • 何かして少し出てってもらわなきゃ。

  • 緑はチャレンジ突入。 赤は…… 了解。

  • 結果発表。

63人がチャレンジ突入に投票、13人がそのままを選択。

  • 今日はゲームモードになるよ。

  • ゲームは3カップモンテ。

でも少々大きくしてみたよ。

ボールを3つのカップのうち1つに隠す。

ノーラン、チャンドラー、カップをシャッフルして。

ボールの位置を当てられたら、チャレンジ続行。

外れた人は全員脱落。

  • あの子たちイカしてる。

カップよりも気になっちゃう。

  • あんなに集中してる人、見たことある?

  • あれ何だ?

  • そんなイタズラするもんじゃない。

  • あ、あれ何だ?

  • 引っかからないよ。

  • 82歳は引っかかったんだけどね。

どのカップかわかるかな?

  • わかんない。

  • 賭けるしかないってことだね。

ボールの行方を見失っちゃって、 お隣さんに答えを聴かなきゃいけない人もいる。

  • 瞬きとか、ほんの一瞬視線をそらしちゃったら 見失っちゃうんだ。

  • 意見の一致を頼りにするんだ。

  • 新たな戦略。

  • 何?

  • ウソを教えるんだ。

聞かれたら、違うカップを教えるんだ。

  • みんなを信用するよ。無事なはずだ。

  • 不安なの。脱落したくないから。

  • みんな1時間ぶっ通しでカップを見続けてる。

今でもどのカップにボールが隠されているかわかってたら、

大したもんだよ。

みんな、投票の時間だよ。

カップの色に合わせて正解と思うボタンを押してね。

  • 誰を信用していいんだ?

  • 緑よ。

  • 奴は赤だって。

  • 赤だよ。

  • 彼女は青だって。

  • 青よ。

  • 彼女を信用しちゃダメ!

  • あそこにいる男はまったく信用ならないな。

  • あんたは終わりだよ、ビッグボーイ。終わり。

  • 選んだ色を表示して。

緑を選んだのは3人だけ。

ノーラン、この3人が正解かな?

不正解。

青を選んだ人が一番多かった。

正解かどうか確認しよう。

正解!

  • 脱落だ。

  • 脱落だ。

  • 2日目のチャレンジが終わって

52人がセルに残ってる。

さらに空気は張りつめている。

  • 敵がはっきりした。年寄りの男性だ。

  • そうね、見てよ。

  • 2つの年齢グループに摩擦が起きてる。

  • 奴は赤といった。彼女は正解を教えてくれた。

  • ここにいる人はずっと彼と話してたの。

連中は彼に不正解を教えたの。

  • 彼女と一緒に彼をハメたのさ。

不正解を教えてね。

からかってたんだよ。

連中、マジになっちゃってね。

  • ウソついて勝つなんてのは 実に卑怯なやり方だ。

  • あんなやり方してたら、反発を生むだけだよ。

たくさんの人からね。

  • ここでトイレはどうするのかって思ってるよね。

このボタンを押して。

キューブの外にある明かりがついたね。

クリスがトイレを運んでくれるよ。

100のキューブに配管なんてできないから

ポータブル・トイレを用意したんだ。

  • ここはバスルームに早変わり。

バスルームから出ていこう、なんてこった。

  • 2日目の終わりには ほぼ半数の参加者が排除された。

  • ウソの色を教えるのは痛快だね。 だって困惑してたから。

  • どうして22歳を排除したいの?

  • さっき悪口言い合ってたから。

  • ギスギス感はこれまでで最高潮に。

  • 彼女が出ていきたくなってきたぞ。

  • 効果ないってば。

  • 何言ってるか、わからない!

  • お腹減ったの。ほっといて。お腹空いてるんだから。

ああ、イラつく。

  • さらに多くの人が脱落。

  • うちに帰るわ。

  • 頑張ったね。

  • ありがとう。

  • 3日目の終わりには54歳と74歳が最大のターゲットとなった。

みんな調子はどうだい?

  • 4日目を半分経過。

ここで、再びチャレンジするかどうか 投票するよ。

チャレンジを選んだら、多くの人が脱落。

前回のチャレンジとは違うよ。

だから慎重に投票して。

調子はどう? どっちのボタンを選んだ?

  • チャレンジ。

  • 自分が脱落する不安はないの?

  • 混乱の種を蒔きたいんだ。そのほうがおもしろいもの。

  • なんで何回も押すの?

  • チャレンジ大歓迎!

  • そうか。

結果が出たよ。

チャレンジなしはたったの9票。

みんなには紙とサインペンを配るよ。

セルに残っている人の年齢の1つを紙に書いてね。

もっとも多く選ばれた人が脱落。

制限時間は60秒。はじめ。

このチャレンジは残酷だって言ったよね。

  • これはヤバいことになるわって、思ってたの。

  • 連中は自分のことをまず脱落させるだろうね。

  • 前回のチャレンジではウソが横行してた。

だからウソをつかれた人はウソをついた人を排除するだろうね。

正直者が報われるってことだね。

  • 選んだのは?
  • 54。

自惚れた感じとウソがね。

  • 74。彼女はギスギスしてるからね。

排除するなら彼女だね。

  • あっという間に書いたね。

  • ああ。50代のブロックを全滅するんだ。

  • つまり、みんな54を選んだってこと?

  • そのとおり。思い知らせてやるんだ。

  • おもしろいことになってきたね。

  • みんな自分の答えを見せて。3、 2、1。

おー!

同じ番号がたくさんあるね。

  • 74と54で激しい争いだ。

  • 結果が出たよ。

2つの年齢で激しいデッドヒートだった。

敗者は14票の74歳。

ノーラン、74歳の方を脱落させて。

1人脱落。あと9回同じことをするよ。

  • ウォー!

  • みんな同時に結論に達したよ。10歳を排除って。

  • ウザいもの。

私を排除しようとしたのよ。私、ひどいことしてないのに。

  • 強い意志を持った子だね。

ずっと残ってたら優勝はあの子だ。

  • 10歳はボクのお気に入り。残ってほしいな。

  • 10歳だね。申し訳ないけど。あの子を選ばなかったら、ボクが排除されちゃう。

  • 確実じゃないけど、あの人、ボクを選んだんじゃない。

  • 3、2、1。

それじゃ、みんな、選んだ数字をカメラに見せて。

  • 残酷だ。残酷。
  • なんてこった。

10がいっぱい。

すまないね、リトルマン。

初めて10歳の子が公に排除された。

  • みんな、イカれてるよ!

  • この列で最後まで残ったんだよ。

排除した連中はお前のことが怖かったんだ。

  • 10歳の子が気の毒だったから、ステージに招待して

チャレンジの共同司会をしてもらうことにした。

  • 私のこと、追い出すに違いないわ。

  • みんな、14って書いてね。

  • 14、14、14、14、14、14。

  • どう言っていいかわからないけど、ほぼ全員が14と書いた。

  • 誰が一番の脅威かって考えなきゃ。

難しい選択だね。

覚悟はいいね。

  • 排除されるね。

  • 50代は脱落させる決意が固い。

それに投票の影響力がもっとも大きかった。

  • 73も腐ったリンゴの1人だね。

  • 73に15票。

  • 連中は大きな影響力を持ってるね。

  • なんてこった。50代は70代を1人ずつ排除するかもしれない。

  • 71? 了解。

  • 71歳が15票。

  • 50代がこんなにも脅威になるなんて。

  • 恐ろしいね。いい仲間を失ったよ。 彼らが脱落するのはツラいよ。

  • こんなことしたくないけど、75歳が脱落。

  • どうかしてるよ。

  • ほぼ全員が69だね。

  • お気の毒。

  • 69歳の方、脱落です。

  • このひどい仕打ちを直視しろ!

  • 次の脱落者は35歳。9票。

  • ランダムに選んだの。

  • 気の毒だが、21歳。

  • ずっといい関係だったのにね。

  • 96を選んだ人がたくさん。そこで彼女の言い分を聞きにいこう。

まさしく排除目前です。

  • いいじゃない。みんなが望むなら、それでいいわ。

  • なあ、彼女イカしてるじゃん。

あの言葉でお孫さんが家で恋しがってるってわかるよ。

  • 腕が…… 腕が……

  • 集団の残酷ないじめを誰に仕掛けたのか。

番号を見せて。

半分以上が96を選択。

みんな、理解できないよ。

最大の脅威は彼女じゃないだろう。

  • ああ、お気の毒に。
  • どうもありがとう。

こうなるしかなかったのよ。満足よ。

みんながそう望むんだから。

それが大切でしょ。

  • 胸が痛むね。

  • 粛清がまさに行なわれた。

キューブにいるってことはサバイブしたってこと。

50代は一致団結して切り抜けた。

投票ゲームでは無傷だった。

それと、また54歳が何とか生き残った。

  • お次の投票ね。

  • チャレンジか、チャレンジなしか。

  • チャレンジなしにするよ。最後まで待てるから。

  • チャレンジするかどうか、また投票で決めるよ。

  • チャレンジなしなら、絶対に自分が勝つ。

  • チャレンジに投票するよ。

チャンスが広がるからね。みんなと同様に。

  • 最後まで待てるよ。 家のローンが終えられるし、定年退職もできる。

全部カタがつくかもしれない。

  • 20人がチャレンジを選択。 なんでギャンブルするのかな?

みんなクレイジーだよ。

みんなのキューブに、それぞれジェンガを用意したよ。

1回につき1つずつブロックを抜き出してもらう。

タワーが崩れたら脱落だからね。

最初のブロックを取り出して。

赤以外のブロックだったら、どれでもいいから。

生存者が10人になるまでジェンガを続けるよ。

2番目のブロックを出して。

誰もまだ脱落していないようだね。

もう1つ行ってみよう。

  • 心臓がドキドキしてる。

  • ジェンガのブロックが崩れる音が聞きたいね。

  • もうすぐ……

ああ、ボクのせいだ。

1人脱落。

あと14人脱落するまで続行。

クレイジーなことになるね。

ゲームを続けるけど、Shopアプリについて説明するよ。

電話から買い物できるってサイコーでしょ。

Shopアプリで買い物がとっても楽しくなる。

Feastablesの板チョコからE-バイクの購入まで

興味のあるものは何でも

超簡単に買い物できるんだ。

買い物の準備ができたら、

Shop Payを使えばチェックアウトまであっという間。

  • ブロックが出てこない。

  • ShopアプリはAIテクノロジーを使って

数百万もの製品をスキャンし、

自分にもっともあった製品をおススメしてくれる。

  • ドキドキしちゃう。

  • ボクもだよ。

  • オー!

ねえ見てよ、これ。

  • 触っちゃダメ……

  • あらら……

Shopの荷物確認は1カ所でできる。

だから、それぞれの荷物がいつ到着するか 正確にわかるんだ。

それとね、残り10人になるまでジェンガは続けるから。

  • やった!

  • 何してるの?

  • 別に。

  • 信頼できないね。

  • あーあ。

ついうっかり。

  • そうだね。

  • あと1人脱落者が必要。

  • ここまで来たら、彼女が最後の脱落者だね。

  • まだ崩れてないのが不思議なくらい。

  • そうだね。30回はグラついてるよ。

見てられない。でも見なきゃ。

見てられない。でも見なきゃ。

  • さあ、ブレンダ。裏庭のジェンガと同じだよ。

  • 裏庭のジェンガにはジミーはいない……

  • 最終脱落者が決定。

  • 信じられない。

トップ10に残ったよ。

90人が脱落。生存者は10人。 頑張ろう!

  • ママが50万ドルを手に入れたら、みんなでDisney Worldに行くからね。

  • 今すぐShopアプリをダウンロードしてね。

今回のセットで使ったジェンガブロックとその他のパーツを Shopアプリで販売するよ。

動画の終わりにくわしく説明するからね。

このチャレンジで60歳以上の人がみんな脱落。

マップの右側は荒地と化した。

15人が脱落したから、

15のキューブを解体しなきゃ。

明日、またチャレンジに投票なんてことはしないだろう。

こんなに脱落しちゃったんだね。 X印のついているところには 人がいたんだよ。

  • ここに人がいたんだ。

  • まわりには誰もいない。

  • 生存者で一番年下がボク。

  • 脱落するならチャレンジだね。

自分から出ていくことはないよ。

  • ここまで来たのは諦めなかったから。

  • マイク越しに投票の意思を発表してもらうよ。

チャレンジする?

  • もちろん。

  • イエスかノーか?

  • イエス。

  • イエス。

  • チャレンジ。

  • イエスかノーか。

  • イエス。

  • チャレンジに突入。

  • マイクドロップだ。

  • マイクドロップ。

  • ボクらのイカゲーム動画でやった ビー玉ゲームがみんな気に入ってたよね。だから、またやるよ。

前回のゲームと同じく参加者は1対1でお隣と勝負する。

各プレーヤーに10個のビー玉が配られる。

どのゲームをプレイするかを彼らが選ぶ。

30分後に20のビー玉を持っている人が勝ち残り。

この2人はさっさとカタをつけたかった。

  • 50万ドルをかけたコインフリップ。

  • おー。

  • おー。

レディース&ジェントルマン、表です。

  • 先に2勝したほうが生き残り。 いつでもどうぞ。

なんてこった、入った。まず1勝。

オー。

箱に入ったら、それで勝ちだよ。

  • やったぜ!

  • ああ、勝利を決めたね。

  • すまないね。

  • 大丈夫。

  • 数えて。

  • 20あるか数えて。

  • 青が10、赤が9。

  • ビー玉が1個ないの?

  • 数えなおしてくれる?

  • 19。1個足りないね。

  • ボクのとこにはないよ。

  • おもしろいね。

残り時間7分。

彼のために探さなきゃ。

  • どこだよ?

  • 現在ビー玉は18個。

こちらの残りは2個。

  • 君に任せるよ。

  • いいのよ。

  • ごめんなさい。

  • あらまあ。

  • ウワー。 挽回してきたかも。

  • そうかもね。

  • あったよ。

  • マジで?

  • うん。

  • え、マジで?

  • ベッドシーツにあったんだ。

  • まだ1個残ってた。

そのビー玉で勝ったらクレイジーだよ。

入ったと思ったんだけどな。

  • 入った。

  • ウワー。

  • 正式に脱落だね。

ウワー、最悪の気分。

  • 一進一退だね。

ジャンケン、ポン。

ジャンケン、ポン。

ジャンケン、ポン。

なあ、どっちも脱落することになるなら

別のゲームをやらなきゃ。

  • 30秒に1回のジャンケンもダメだな。

  • それじゃ全部のビー玉を賭けて

総取りかオケラかだ。

フェアな勝負じゃないか?

  • ビー玉全部を賭けるってこと?

  • ああ。

  • でも14のビー玉があって、あっちは6個だよ。 なんでギャンブルするの?

  • 総取りかオケラか、残り1分半。

  • 急いで。

  • ジャンケン、ポン。勝負手を見せて!

  • 総取りだ。

  • 54歳がまた生き残った。

残り30秒。

  • OK。残り2つとなった。

これで2分前と同じ状態になった。

  • 1分前には私が残り2個だったの。

  • お互いに言いたいことはある?

  • 愛してるわ。

  • 私もよ。

やっちゃいましょう。

  • いいのよ。おめでとう。

ハグしてもいいかしら?

  • もちろん。

  • 素晴らしい人に負けたの。

  • ツラいわ。

  • 残っているのは

23、40、43、52、54だけ。

  • X印の墓をご覧よ。

スタート時にはボクのキューブのようなのが ズラリと並んでたんだ。

ドキドキしてないっていったら、ウソになる。

  • 緊張感が増してきたね。

  • 今日は娘の誕生日なんだ。 お祝いできないのがツラくなってきたよ。

  • みんな聞こえる?

  • ああ。

  • 開始時に100人いたけど今は5人だけになった。

チャレンジでさらに生存者を減らしたい?

  • もちろん!

  • 選んだのは君らだからね。

このチャレンジでは95人の脱落者が投票を行なう。

得票数のもっとも高かった3人が脱落する。

  • ウワー。

  • このチャレンジはヤバいね。

  • 生存者の中には参加者を払いのけて脱落させた人もいるからね。

  • どんな審判が下されるかだね。

  • ここまで敵を作ってこなくてよかったよ。

  • 脱落した人は君のこと好きかな?

  • ほとんどの人は。

  • 50万ドル賭けられる?

  • その自信はないな。

  • 脱落者は自分のことを好きだと思う?

  • いや。

  • 嫌いなわけないでしょ。

  • それでは確認。

ズバリ聞いたよ。

95人の脱落者1人1人に

誰を脱落させたいか、って。

  • ドキドキして心臓が口から出そう。

  • 自分の得票数はいくつ、ジョー?

  • 10。

  • 君は脱落者ではない。

生き残る2人のうちの1人。

つまりキューブの4人のうち1人だけが生き残る。

こういうのボク苦手だから、やってくれるかな。 任せたよ。

  • 23歳。

  • ああ。

  • 君は脱落。

  • なんてこった。

残り5人まで残って負けるのはホントにツラい。

  • 23歳が脱落するなんて思わなかった。

  • 残り3人のうち1人が生き残り。

生き残ると思う?

  • そう願うよ。

  • 自信なさげだね。

15票だったよ。

  • ああ。

  • 残酷だね。

  • 愛してるわ、クリス。

  • マジでさ、ここで負けるのはツラいよ。

だいたい7日間、ここにいて

大金を手にするまで目前ってところで

泡沫となる。ツラいよ。

  • そして残り2人。 おふたりに近づこう。

  • 緊張の一瞬。

ドキドキ。

  • 54歳。

  • 最高得票数だよね、わかってる。

  • なんで、わかるの?

  • あそこの男はまったく信頼できない。

  • 終わりだよ、ビッグボーイ。終わり。

  • わかるよ。

  • そう、そのとおり。37票獲得。

  • 私は生き残り?

  • つまり52歳が生き残り!

  • 生き残ったわ!

一生に一度のチャンスよ。

  • 50万ドル獲得のチャンスは50%になった。

  • 最終2人の生き残りとなったご褒美に最後のサプライズ。 何だと思う?

  • うーん、わからない。

  • 何て書いてあるの?

  • 娘のために書いたんだ。

  • 今日が誕生日なの?

それじゃカーテンの向こうに何があるか見てみよう。

  • やめてくれよ。

なんてこった。

  • 娘の誕生日を祝えないなんてこと するわけないでしょ。

  • ホントのパパかしら?

  • 勝っても負けてもママは私たちの誇り。大丈夫よ。

  • よくできました。

  • 私の家族。

  • ハーイ!

  • もうサイコーだね。

ボクのすべてがあそこにいるんだもの。

  • そうね。もう十分よ。

  • 生き残りは52歳と40歳のみ。

2人は1週間以上もこのキューブで生活してきた。

  • 8日目。

ワイルドな旅だった。

  • ここにいるのが信じられないわ。

どのチャレンジでも、もうダメだと思った。

もうダメだって。

でも、やったのよ。

  • 実現できそうな気になってきたよ。

98人対自分じゃないからね。

1対1の戦いだから。

  • X印にはキューブで暮らした人たちがいて

みんないなくなった。ただジョーと私だけ。

  • ここであと1日暮らすことになっても どちらもやめない。

やんどころなき事情が生じないかぎりはね。

  • チャレンジにノーと言えるチャンスを2人に与えた。 でも……

  • ああ。どうしたらいいかしら。

  • チャレンジを選択するなんて。

50万ドルを賭けたギャンブルだ。

2つのブリーフケースの1つには

50万ドルの小切手が入っている。

セットのみんなが目隠しをする。

カメラマンもね。ボクがブリーフケースをシャッフルする間。

すぐに、どういうチャレンジかわかるから。

ブリーフケースはシャッフル済み。

チャレンジを選択したから

キューブから出て真ん中に来て。

50万ドルが52歳か40歳の手に渡ろうとしてる。

コイントスをして

どちらがブリーフケースの中を見るか決めるよ。

その人だけがおカネがどっちにあるかを知ることができる。

  • ブラフのゲームだよ。

- そのとおり。だって、どちらのブリーフケースを持ち帰りたいかを選ぶのは対戦相手次第だから。

表か裏か?

  • 表。

  • 裏だ。

覚悟が決まったら、ブリーフケースの中を見て。

中身がどうか知りたくもない。重責に耐えられないよ。

52歳は決断を迫られる。 自分の側のブリーフケースを取るか、彼のを取るか。

  • ジョー、自分のブリーフケースに50万ドル入ってる?

  • うん。

  • ジョー、ウソついてる?

  • どうかな。

  • おカネ以外にブリーフケースに入ってたものは?

  • ミスタービーストのロゴがあったよ。

  • チェックが入ってたの?

  • うん。

  • ジョー、正直に言ってるの?

  • ここまで一緒に過ごしたんだよ。そのことをどう思う?

  • もう、どうかなっちゃいそう。

50万ドル、のるかそるか。

自分のブリーフケースを取るか、彼のを取るか。

  • うーん。

  • 重大な決断だね。現時点でどう思う? 彼のブリーフケースの中かな?

  • あっちにはないと思う。

私のほうにあると思う。

  • 緊張感ハンパない。

心臓バクバク。2人とも大丈夫かな。

  • 自分のブリーフケースにおカネがあるって誓うの?

  • うん。

  • 入ってないでしょ。

自分の側のブリーフケースにするわ。

  • このままでいいのね?

  • 最終決断?

  • それじゃ、ジョー、君のブリーフケースの中身は?

オーマイガー!

  • だと思った!

  • やった!

  • なあ、彼女に正直に話したね。

  • ああ。

  • 正直に話したんだ。 なんてこった。クレイジーな賭けだよ。

どうしたら、あんなことが?

  • 正直に話して手に入れたの。

みんな言ってたの。いい人が勝つって。

  • 正直者が報われる!

勝負には勝てなかったけど、1万ドルを差し上げるよ。 それとディズニーランドへご家族を招待。

みごとな負けとするためにね。

  • あら、ありがとう。

ご家族はディズニーランドに行けるね。

  • やった!

  • セットを解体したものをコレクターズ・アイテムにしたよ。

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またね。