Apple - WWDC 2020 Special Event Keynote - 日本語

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おはようございますWWDCへようこそ

WWDCはAppleやデベロッパそしてユーザーにとって

とても重要なイベントです

ここから大きなイノベーションを生み出します

私たちはイノベーションを止めることなく

これからの人々の生活を豊かにするために努力しています

より良い明日を楽しみにしているからです

だからこそ今年 WWDCを開催することが重要だと考えます

客席に皆さんがおられないことには

素晴らしい内容になるとお約束します

今年は開催方法を変えて皆さんに直接 お届けします

そして 私たちのホームApple Parkにお迎えします

初めに 世界で起きている大きな2つのことについてお話しします

まず人種差別 不平等不公正というトピックについて

そして米国が感じている悲しみについて

ジョージ・フロイド氏の無分別な殺害以来

特にブラックとブラウンのコミュニティにおいてです

そしてこの悲劇は残念ながら新しいことではなく

私たちは長年にわたる組織的不平等と社会的不公正について

直面しないといけません

この国は すべての人の自由と平等という原則に基づいて建国されました

あまりにも多くの人があまりにも長い間

その理想に応えられていませんでした

私たちは全米と世界であがった変革を求める声に感銘を受けています

変化を起こすために立ち上がった人たちに

理想の実現には より高い目標を目指さなければなりません

そのためには行動が必要です

2週間前に私たちは

Appleの“人種的平等と正義のためのイニシアチブ”を立ち上げ

1億ドルを投じました

米国から始め今後拡げていきますが

このイニシアチブは 教育経済的平等 刑事司法の重要な分野で

有色人種を制限する制度的な障壁に挑みます

私たちはこのコミュニティのためにもう一つ重要な発表を行いました

新しい黒人のデベロッパのためのDeveloper Entrepreneur Campです

最高の輝きとアイデアを育てるために

できる限りのことをしたいと思っています

Appleの使命は世界をより良い場所にすることであり

変革の力となることにコミットしています

現在 私たちはまた数十億人の生活に影響を与えているウイルスと

闘っています

あらゆる場所の献身的な人たち

特に人々のケアのために

多大な犠牲を払ってくれている医療従事者に感謝します

また 私たちの製品が持つ大きなインパクトも実感しています

人々は 家族や友人とつながり続け仕事やクリエイティビティの表現

そして娯楽のためにこれまで以上に頼りにしてくれています

今日 私たち全員は期待されているのです

前進するために私たちが作り出すプロダクトやエクスペリエンスも

なぜなら 歴史上の大きな試練は

素晴らしいクリエイティビティと価値ある躍進の源だったからです

だから私たちは今年のWWDCに期待しているのです

今までにない方法でお届けするこの1週間は

本当に特別な経験になると思います

100以上のエンジニアによるビデオセッションや

Appleエンジニアとの個別相談デベロッパ・フォーラムなどを

Apple Parkのさまざまな場所からお届けします

そして今年は総勢2300万のデベロッパだけでなく

皆さんに無料で公開します

このような形で開催することで

今まで以上に多くの方に届けることができるようになりました

次の世代のデベロッパに 影響を与えることができるかもしれません

一堂に集まることはできませんが

ある意味 いつも以上に連帯感を持てるのではないでしょうか

今日はそれぞれのプラットフォームを飛躍的に進化させます

それでは始めましょうCraigに引き継ぎます

ようこそ

話すことが たくさんあります

それではiOSから

iPhoneと共にiOSは生活に欠かせません

よりパワフルで使いやすくなります

新しいバージョンiOS 14を紹介しましょう

今年はiPhoneの体験で象徴的な要素を見直しました

長年変わることがなかった熟慮されたホーム画面から始めました

何年も基本的なことは大きく変えずに慎重に機能を追加してきました

アプリケーション用のフォルダと情報に素早くアクセスできるウィジェット

デバイス上の知能によるパーソナライズ化された体験など

必要なものを必要なタイミングで提供してきました

これらがないiPhoneなんて想像しにくいですね

でもiPhoneでできることが増えているため―

今年はiOSを見直しました

紹介しましょう

楽しみですね

まずはホーム画面です

使いやすくてもアプリケーションが増えると大変

最初の数ページ以降を把握できなくなります

アプリケーションを簡単に整理したいですよね

それを可能にするのがAppライブラリです

ホーム画面の最後に追加されるスペースで―

アプリケーションを自動で整理できます

見てください

ホーム画面です

私も最初の2ページは覚えていますが―

後半のほうはどこに何があるか把握できていません

でもAppライブラリがあれば自動で整理されます

たくさんあったページも必要なくなるのです

ページを隠すのも簡単です

ホーム画面の編集モードにしてページドットをタップします

ページの一覧を表示したら要らないページをタップするだけです

簡単ですね

Appライブラリが 簡単に表示されるようになりました

必要なアプリケーションも簡単に見つかります

検索フィールドではABC順に並べられています

左上にあるのは おすすめ

デバイス上の知能が選んだアプリケーションです

右上に表示されているのは―

App Storeで最近追加したアプリケーション

下はカテゴリ別になっています

Apple Arcadeをタップすれば―

関連するアプリケーションが表示されます

各カテゴリ内でよく使うものは上に表示されていて―

直接簡単に立ち上げることができます

これがAppライブラリ

これまで以上にアプリケーションへのアクセスが簡単になります

次はウィジェットです

ウィジェットの機能も登場した時から大きく変わりました

Apple Watchなら 小さな画面から多くの情報を得られます

今年のウィジェットはさらなる進化を遂げています

より美しく データ量が豊富

好きなサイズを選ぶこともできます

iOS 14で見てみましょう

今日の表示 のウィジェットです

美しいですね

今まで以上のデータ量です

それに いろいろなサイズがあり―

自分に合ったものを選べます

よりアクセスしやすいようにしたいと考えました

天気 ウィジェットを長押し

ドラッグするとホーム画面へ移動できます

こうして動かすと―

アイコンが動いて場所を空けてくれます

もう1つ追加してみましょう

追加ボタンをタップしPodcastを長押し

ドロップするだけです

2ページ目へ移動して

ウィジェットギャラリーを表示

多くのウィジェットを確認できます

1つをタップすると―

サイズの違いを比べることができます

とても簡単です

スマートスタックと呼ばれるウィジェットを紹介しましょう

タップして ここへドロップ

ウィジェット間をスワイプして今 必要なものを選びます

しかもスマートスタックはこれを自動でやってくれるのです

朝はニュースが提供されます

日中はミーティングの時間が知らされます

夜は 1日のアクティビティを振り返ることも可能

これがホーム画面のウィジェットです

皆さんがどのようにカスタマイズするか楽しみです

続いてピクチャ・イン・ピクチャです

動画を見たりFaceTime通話をしながらアプリケーションを使えます

これです

ホーム画面のTVウィジェットをタップして再生してみましょう

ホーム画面にスワイプすると

ピクチャ・イン・ピクチャで再生されます

メモなどのアプリケーション使用中も視聴できます

ドラッグして画面上を移動させたりピンチして拡大することも可能です

他のアプリケーションを開いても追随します

さらに 画面の外へスワイプすると音声は再生され続けます

ホーム画面では再表示することも可能

フルスクリーンで再生したりXをタップして終了することもできます

ピクチャ・イン・ピクチャを使えば―

iPhoneの機能と動画を同時に楽しめます

iOSの主要要素のアップデートでした

これまで以上に使いやすくなります

他にも進化したものがあります

Siriです

ここ数年で大きく進化しましたがインターフェイスは変わっていません

Siriを呼び出すとフルスクリーンUIに切り替わり 見ていたものが隠されます

でも今年は体験を見直しコンパクトなデザインにしました

アプリケーションの起動もシームレスに行えます

“Safariを開いて”と言えば

Siriが下で表示されアプリケーションが起動します

天気について聞けば画面の上部に情報が通知のように表示されます

画面の情報を参照し それを買い物リストに追加することもできます

以上がiOS 14のSiriの新しいデザインです

しかしUIはほんの一部にしか過ぎません

Siriの知能の進化についてYael Gartenが説明します

ありがとう

Siriは以前よりも賢く 便利になっています

Siriは毎日の生活をお手伝いします

ニュースを知らせ コーヒーを注文し経路を知らせます

寝る前のアラームのセットも

Siriは実にたくさんのユーザーをサポートしていて

毎月 なんと250億回にもなっています

しかも進化し続けています

探してくる情報も3年前に比べて20倍に増えました

“ハイブリッド車の構造は?”“季節が生じる理由は?”など

複雑な質問であってもSiriは一緒に答えを探してくれます

メッセージを送る時も役立ちます

今年Siriに音声メッセージの録音と送付を頼めるようになります

自分の声で気持ちを伝えられます

メッセージの入力にはキーボードの音声入力も便利です

Siriの音声認識と仕組みは同じ

Neural Engineを駆使することで―

デバイス上での 正確で安全な音声認識が可能になりました

Siriは外国語の会話の手助けもします

今年は対応言語も増えます

文章単位ではなく会話全部の翻訳が求められています

そして自然で簡単に 安全に会話できることが重要です

そこでオフラインで安全に使えるアプリケーション 翻訳 を開発しました

会話するのに最適なアプリケーションです

オフラインで使えばプライバシーを守れます

先進的なオンデバイスの機械学習とパワフルなNeural Engineを使って

11言語間のどの組み合わせでもテキストと音声の翻訳を可能にします

なので私も中国語スピーカーと話すことができますし

その人はロシア語スピーカーとも話すことができるわけです

マイクをタップして

“営業時間は?”

というだけでテキストと音声にすぐに翻訳されます

画面を横向きにすると会話モードに

左右に表示され それぞれどちらを見れば良いのか分かります

直感的に使えます

マイクのボタンは1つ

なぜなら音声の言語を自動的に判断することができるからです

異なる言語を話す人々を新しい方法で繋げます

今から楽しみですね

ありがとう

次は メッセージ です

大切な人と繋がるために多くのユーザーに使われています

利用者数もメッセージの数も史上最多数になっています

大勢が近い友人たちとの連絡にこれまで以上に使っているのです

今年は会話を楽しむための新しい方法を提案します

ミー文字で個性を発揮できます

グループの会話も大きく変わります

Stacey Lysikが説明します

ありがとう

まずは メッセージ の会話です

元々最新のメッセージを見つけやすいデザインにしていました

でも複数の会話をしていると大事なものが埋もれてしまうことも

そこで新しい方法を考えました

大事な相手との会話をピンで固定し一番上に表示することで―

届いた瞬間にアニメーションで確認できるのです

次はミー文字を紹介します

ミー文字には個性を表現する1兆通りの方法があります

iOS 14ではさらに新しい方法が加わります

20種類以上の髪型や被り物で趣味や職業や個性を表現できます

今の状況に合わせてフェイスカバーも用意しました

年齢の選択肢も増えました

私のお気に入りはミー文字ステッカー

今回新たに ハグ グータッチ 照れ のステッカーが加わりました

最後は グループについて

グループでの会話はフォローするのが大変なことがあります

でも今年は混乱を解消できそうです

特定のメッセージにインラインで返信できます

会話全体を表示したり―

関連メッセージを独自スレッドとして表示することも可能

メンションを活用すれば意図した相手を明確に示せます

相手の名前を入力してメッセージの宛先をメンションします

自分がメンションされた時だけ通知されるオプションもあります

画面上部を見てください表示方法も変わりました

一番最後にアクティブだったメンバーが大きく表示されます

そして今回初めてグループに対して写真などを設定できます

グループ写真を選んだり絵文字を使ったり

会話の画面ではイメージの周りにメンバーの写真

ピンで固定もできます

最後に発言したメンバーの写真はピンの外側に表示されます

これがiOS 14のメッセージでした

ピンとミー文字それにグループが改善されています

ありがとう

次は外出中に役立つ機能をご紹介します

今は難しい時期ですがまた元の生活に戻るでしょう

世界を旅する時に便利な新機能があります

まずはマップ

Appleマップは

個人情報を漏洩せず目的地へ案内します

私たちは新機能の開発だけでなく

再設計にも力を注ぎました

全米でのロールアウトを完了し

ナビゲーション機能を改善

地図の詳細も大幅に改良しました

正確な情報を提供するほか

Look Aroundなど優れた機能も充実

マップの進化は支持されこんな評価も受けています

“Appleマップは大きく改善しGoogleマップに匹敵するようになった”

“UIがより優れていて”

“プライバシーポリシーがはるかに優れている”

年内には他国のマップも提供可能になります

イギリス アイルランドカナダも

詳細で正確な表示に加え

新しいマップは多くの新機能の基盤です

iOS 14では目的地に簡単に行けるようになり

環境に優しい移動手段もサポートします

詳しくはMeg Frostに任せましょう

ありがとう

場所を探すことから話しましょう

毎日 大勢が新しい場所を求めてマップを開きます

旅行の計画か近所の飲食店を探しているのかも

iOS 14ではマップのチームが信頼の置けるブランドと手を組みます

最高のガイドです

オススメのレストランやお店を紹介し

世界中の名所もご紹介します

保存できて再確認も簡単

自動的にアップデートされるので

常に最新情報が得られるのです

行く場所を見つけたら

地球に優しい移動方法も選択できます

マップは環境への影響を考え

公共交通機関や徒歩を案内してきました

iOS 14では

カーボンフットプリントを削減する機能があります

多くの要望に応えました

自転車ルートです

最高の自転車移動が可能なルートを構築しました

自転車ルートを選択すると

自転車専用通行帯 小道道路を案内します

マップは標高を計算に入れ

上り坂か平坦な道かの選択肢を表示

ルートの混雑状況も分かりますし

急な坂や階段がある時はお知らせします

完全に階段を避けることも可能です

ニューヨーク ロサンゼルスサンフランシスコ ベイエリア

中国の上海や北京などで提供します

他の都市も今後追加していきます

環境を意識したドライバーには

EV用経路を

電気自動車のオーナーの不安を軽減するでしょう

iOS 14は充電状況を観測しながら標高や天候を計算し

自動的にルートに充電スポットを追加

充電方式を認識するので

互換性のある設備に案内します

多くのメーカーにEV用経路に対応するよう働きかけています

BMWやFord以外も広く展開する予定です

大都市は大気環境や交通量の改善に努めています

渋滞や制限道路を表示して

代替ルートも選択できるようにしました

中国のドライバーはiPhoneに車のナンバープレートを登録すれば

市内の通行規制に対応した情報をお知らせします

これらは最新機能のほんの一部に過ぎません

Appleマップは世界を発見する最高のツールになるでしょう

ありがとう

次はCarPlayです

iPhoneユーザーのドライビング体験を大きく変えてきました

より賢く より安全にアプリケーションを使えるようにしてきました

CarPlayは広く普及していてとても人気があります

アメリカではほとんどどの新車でも使用可能です

世界では新車の80%で利用できます

標準装備が当たり前になりました

広く支持され熱烈な反応を得ています

Joannaは“生活が限りなく良くなった”と

iOS 14では多くをアップデートしました

まず車内に最適な壁紙を追加しました

新しいカテゴリーのアプリケーションにも対応し

駐車場 充電スタンド 食事の注文

さらに車との関係を変えるべく

車の鍵を見直します

100年以上存在し大きくなるばかりで

考え直す時期です

駐車場にいるEmily Schubertに詳しく説明してもらいます

ありがとう Craig

デジタルの車の鍵を紹介します

鍵を置いてきてもiPhoneでロックを解除し 始動することができます

最初に対応するのは2021年製BMW5シリーズ

お見せしましょう

とてもシンプルです NFCを使うのでタップしてロックを解除します

充電パッドへ置きスタートを押すだけ

ポケットが軽くなるうえにセキュリティ面でも利点があります

iPhoneのSecure Elementに保存されます

鍵を紛失してもiCloud経由で無効にすることができます

共有も今までの鍵より簡単でディーラーに行く必要はありません

どこにいてもiMessageを送るだけで共有できます

Craigがこの後 車で家に帰れるように鍵を渡してみましょう

共有する度にオプションを設定でき

制限をかけられるので

10代のドライバーとも安心して共有できます

ためらわれますが Craigにはフルアクセスを与えます

Emily ありがとう

BMWの新モデルは来月 発売開始

この機能はiOS 13でも使えるようにするので

一足早く使うことができます

もちろん業界の標準になるよう取り組んでいるので

これは ほんの始まりにしか過ぎません

私たちのU1チップを活用したテクノロジーに取り組んでいて

超広帯域テクノロジーで正確な空間認識が可能です

iPhoneがカバンやポケットの中でも安全にロックを解除し車を始動できます

来年の新型車から標準装備化される予定です

次は App Store です

12年前 App Storeの登場が業界に革命を起こしました

今では素晴らしい体験を提供する

あらゆるアプリケーションがそろっています

どんなことをするにも 「そのためのアプリケーションがあります」

App Storeさらに先に進め全く新しい方法で

アプリケーションがより利用しやすくそしてアクセスしやすくします

必要な時に 必要なアプリケーションを入手できたら?

どうなるか見てみましょう

今では何をするにもそのためのアプリケーションがあります

でも使いたい時に持っていない場合は?

駐車代を払う時

そのためのApp Clipがあります

新しいコーヒーショップだ

そのためのApp Clipがあります

友達が欲しい絵をメッセージで送ってきた

そのためのApp Clipがあります

いい感じ

近くでレストラン探し?

はい App Clip

健康志向ですね

電動スクーターを借りましょう

App Clipでどうぞ

アイスクリーム

あれ? まだないみたい?まあ すぐに App Clipができるでしょう

これも

それも

あれも

これも

App Clipはアプリケーションの小さな部分です

軽くて 速く 簡単に見つけられるので必要な時に素早く使えます

Aspp Clipsはスピードが全てです

この素早く現れるカードから始まります

タップすればすぐに App Clip が開きます

支払いにApple Payを使えるのでクレジットカードの番号を

入力する必要はありません

Appleでサインイン が使えるのでログインも不要です

必要な間しか残らないのでホーム画面を散らかすこともありません

でも 新しいAppライブラリから最近使ったApp Clipを簡単に開けます

そしてフルバージョンのダウンロードも簡単です

App Clip はApp Storeのアプリケーションを見つけやすくします

発見するというのは大事です

App Clipは必要な時に一部分を使うものなので

見つけやすさが重要でした

App Clip はウェブから簡単に見つけて開けます

友人のメッセージからも可能です

マップで見つけたお店に

その場所のカードからApp Clipを開いて注文もできます

パーキングメーターなどのNFCタグにも対応

QRコードをスキャンしてApp Clipを開き買い物もできます

App Clipを見つけるベストな方法はAppleが作ったApp Clipコード

コードを見つけたら使ってみてください

ビジュアルコードとNFCの両方を採用し

タップまたはスキャンでApp Clipを開けます

アプリケーションを既に持っているあらゆるビジネスにも最適です

アプリケーションを導入していない小さな店でも使ってほしいので

複数のビジネスをサポートするYelpのようなアプリケーションが

彼らがサポートする店でApp Clipの体験を作れるようにしました

デベロッパはXcodeとSDKを駆使して

彼らのアプリケーションの一部からApp Clip を作成できます

速く起動できるよう サイズは10MB以下に抑える必要があります

これが App Clip です

見つけやすく小さなサイズで起動が速い

Apple Pay が使えて支払いも簡単

Appleでサインイン で素早く安全にログイン

そして手元に置きたければApp Storeからフルバージョンを

ダウンロードするオプションもあります

デベロッパの皆さんが作るApp Clipが楽しみです

これがiOS 14です

iPhoneの主要な体験を一変するとても大きなリリースです

ホーム画面で使える新しくなったウィジェット

Appライブラリでアプリケーションを管理する新しい方法

メッセージやマップのパワフルな進化を含む

最も人気のあるアプリケーションの大きなアップデート

そしてアプリケーションを全く新しい方法で使える

App Clipが登場します

次は iPadOS です

間に合いました

早速 始めましょう

iPadOSはiOSの素晴らしい機能を基盤に作られています

それにユニークな機能を加え

iPadでの体験を唯一無二のものとします

Apple Pencilを使ってメモ 注釈 イラストを描いたり

iPadを全く新しい方法で操作できるトラックパッド体験

ARKitとiPad Proの新しいLiDARスキャナを使ったAR体験

これらの組み合わせがiPadを特別なデバイスとします

Benが記しているとおり

iPadは何よりも優れていてなんでもこなせるデバイスです

今年はiPadOS 14をリリースします

それでは 体験から

今年はiPadOSはiPadのため設計されたデザインを提供します

iPadの大きなMulti-Touchディスプレイを活かしました

iPadの要はアプリケーションです

最初はiPhoneのアプリケーションを

大きなディスプレイでユニークな体験ができるようにしました

ですがすぐにiPadのためのアプリケーションが登場し

iPadは何にでも変身できる魔法のような1枚のガラスとなりました

App Storeには100万以上の

iPadのために作られたアプリケーションがあります

これまで以上にiPadの使われ方が広がるなか

iPadのデザインを広げ

アプリケーションをより簡単でパワフルにします

どのように強化したかJosh Shafferに見せてもらいます

ありがとう

iPadOSで強化されたものを見てみましょう

まずはiOS 14の新しいウィジェットです

iPadでもホーム画面で情報を一目で確認できます

アプリケーションの強化を見てみましょう

まずは写真

iPadは写真を見るのに最適なデバイスです

大きなディスプレイで思い出に浸ることができます

今年は写真のブラウズと整理を

新しいサイドバーでより簡単にできるようにしました

このボタンをタップするとサイドバーが現れ

主要機能を一覧表示します

写真は表示されたままでタップして他の機能に移動できます

サイドバーを使えば写真の整理も簡単です

サイドバーへ写真をドラッグ&ドロップし

アルバムに追加できます

このサイドバーをiPadOSの他のアプリケーションにも採用しました

メモでは全てのフォルダに素早く簡単にアクセスできます

ファイルではナビゲーションをサイドバーに統合しています

ツールバーも刷新し

ドロップダウンメニューを加え機能を1つのボタンにまとめました

ボタンをタップすると表示が変わり

タップしてドラッグすればより簡単に並び順を変更できます

カレンダーでも同じことができます

上部のツールバーにコントロールをまとめ―

作業画面を確保しながら

簡単に全ての機能にアクセスできます

ミュージックもより大きな画面を活かすべく

アップデートしました

サイドバーで簡単に表示を切り替えられ

新しい 今すぐ聴く からプレイリストへの切り替えも簡単です

再生中はフルスクリーンのプレーヤーを表示でき

アートワークや歌詞トランスポートコントロールを

一度に表示できます

これらはiPadOSの機能強化のほんの一部です

アプリケーションの新しいデザインは最高ですが

これだけではありません

次はSiri

iOS 14の新しいコンパクトなデザインのSiriは

iPadで特に便利になります

結果が右下の角に表示されるので

Siriを使いながらアプリケーションを参照できます

これは他の体験にも採用しました

例えば通話

現在 iPadの着信時の画面はこちらです

作業中の画面が着信の画面で完全にカバーされます

クールじゃない

でもこの表示ならどうですか?

断然こっちの方が良いですね

着信がコンパクトな通知で表示されるようになりました

もう邪魔になりません

タップして応答するかフリックして拒否することもできます

iPhoneやSkypeのようなサードパーティの

VoIPアプリケーションからの着信でも使えます

これはiOSでも採用しています

iPhoneユーザーも喜ぶでしょう

今年もう1つiPadで見直した体験は

検索です

今日の時点では検索はフルスクリーンで表示されます

それによってコンテキストを見失うこともあります

そこで検索を見直しコンパクトなデザインにしました

検索はホーム画面でもアプリケーション上からでも可能です

アプリケーションを使用しながら検索できるのです

今回はデザインを変更しただけでなく検索自体を一から見直し―

Universalにしました全てを一括検索できるようになります

まずは最高のアプリケーションランチャーにしました

文字を入力し始めるとすぐアプリケーションが表示されます

メッセージや通話のために連絡先を探したりまたは書類を探したり

Keynote メッセージメール ファイルの中も検索が可能です

人や場所の情報も

ウェブ検索を始めることもできます

文字を入力するにつれ関連候補が現れ―

タップすればウェブ検索結果を表示できます

お気に入りのウェブサイトも

アプリケーションを開くのと同じくらい簡単にアクセスできます

入力し始めれば検索のトップヒットからSafariで見ることができます

以上がiPadの体験のアップデートの一部です

もちろんiOS 14の新しいウィジェットや

他の強化されたアプリケーションも搭載しています

次は皆さんが よりクリエイティビティを表現できるよう―

Apple Pencilを進化させます

Apple PencilはiPadをプロのキャンバスに変身させる革新的なツールです

書類に注釈を加えたり署名したりそしてメモを取るのに最高のデバイスです

Apple Pencilでメモを取るのが多くの人に愛されている理由は―

自由な形で表現できることです

アイデアを形にする時

手書きと描画の組み合わせが最適な場合があります

でも後で変更するのは大変

入力したテキストのように簡単に扱えません

当たり前のように感じるかもしれませんが

入力したテキストは選択やコピー&ペーストが簡単で

挿入も容易です

今年は 手書きも同様に簡単かつパワフルに扱えるようにします

さらにApple Pencilを離さずに使いたいという声に応え―

iPadにスクリブルを追加します

あらゆるテキストフィールドに手書きで入力できテキストに自動変換されます

この機能はJenny Chenにデモしてもらいましょう

ありがとう Craig

Apple PencilとiPadOSの新機能を紹介できて光栄です

Apple Pencilを使えば自由な形でメモを取れます

どこにでも書き込め―

テキストだけでなく絵や図形で自由に表現できます

でも きれいに見せたい場合

図形の終わりで少し止めておけば

自動で理想の形に変換されます

賢いのは同じ大きさと角度で変換してくれることです

図形だけでなく 手書き認識も大きく進化させました

手書き文字にもテキスト編集と同じジェスチャーが使え―

ダブルタップで単語再びダブルタップで文を選択できます

先進的なデバイス上での機械学習のおかげで

近くの絵図を避けて文字だけ選択できます

選択後は簡単に色を変えられ移動することもできます

新たに書き込むスペースも作れます

Apple Pencilでメモを取るのがこれまでになく優れた体験となります

他の作業をする時もApple Pencilを置く必要はありません

例えばSafariでエジソン電球を検索したいとします

スクリブルで直接テキストフィールドに書き込めば―

自動でテキストに変換されます

どのテキストフィールドでも使えるので

夫との共有リマインダーリストにも新しいリマインダーも追加できます

私は中国語を勉強中なので夫を驚かせましょう

スクラッチで削除 を使って“lights”を消しスクリブルで“new”と書き

中国語で“照明器具”と書きます

スクリブルは文内の英語と中国語を判別できるのです

このテクノロジーを基に―

手書きのものを自動で検知するデータ検出機能を提供します

電話番号から電話をかけ

住所から行き方も調べられます

これらの機能で手書きでできることが広がります

別のアプリケーションで手書きの文字を使いたい場合

選択して テキストとしてコピー をタップしPagesなどでペーストができます

テキストへの自動変換もされます

これらの新機能が楽しみです

Apple Pencilでの可能性が大きく広がります

Jenny ありがとうこれらがApple Pencilの強化です

大きなリリースの一部ですが

手書きでテキストフィールドに入力できるスクリブル

手書きのメモで作業する全く新しい方法

広範にわたるアプリケーション体験の強化

そしてもちろんiPadユーザーはiOS 14の新機能や―

他にも紹介できなかった機能も使うことができます

iOSとiPadOSは以上です

次はAirPodsの話をしましょう

簡単にデバイスとペアリングできて―

外すとオーディオが停止

AirPodsの魔法のような体験はみんなに愛されています

そのAirPodsをさらに進化させます

詳細をMary-Ann Ionascuがお伝えします

ありがとう

すばらしいアップデートがあります

まずは自動切り替え

手動でデバイスを切り替えずに―

シームレスな再生が可能です

例えばPodcastを聞いた後iPadでドラマを見ようとすると

接続が切り替わります

その後 Macでビデオ会議を始めると―

自動的にMacへ

会議中に電話が来たら今度はiPhoneにつながります

AirPods Proに新しい機能を追加します

空間オーディオです

最先端のサラウンドサウンドシステムを―

映画館で体験したことはありませんか?

音が前からだけではなく―

左や右や後ろさらには上からも聞こえます

驚きです

この音に包まれる体験がAirPods Proで可能になりました

左右のイヤーバッドだけでは実現が難しかったため―

高度な空間オーディオアルゴリズムを作成し

映画館での体験を再現しました

指向性オーディオフィルターと

それぞれの耳に届く細かい周波数の調整によって―

音をあらゆる場所に配置することができ

臨場感あふれるサラウンドサウンド体験を生み出します

実際の生活で使う状況を考慮しました

人は頭を動かします

音の広がる空間である音場を固定しないと―

役者の声が予期せぬ方向から聞こえてしまいます

そこで加速度センサーとジャイロスコープで―

頭の動きを追跡し

音場をリマップすることで頭が動いてもぶれないようにするのです

頭だけでなくiPadやiPhoneも動かすかもしれません

そこで頭と画面の位置関係を把握するために―

両方の動きを常に比較しています

バスが角を曲がっても飛行機が傾いても音は乱れません

どこへ向かいながらでも―

サラウンドサウンド体験が可能になるのです

この機能は 5.1サラウンド7.1サラウンド―

Dolby Atmosのコンテンツで使用できます

ありがとう

私も新しい空間オーディオを使ってますが皆さんも気に入りますよ

次はFitness Centerから―

Kevinが最新のwatchOSを紹介します

ありがとう Craig

Apple Watchの登場によって時計のあり方は一変しました

とても意義深いです

人とつながる手段にとどまらず今や健康も賢く見守ります

心電図をとったり 転倒を検知し緊急通報サービスに通報します

5年前には想像もできなかったくらい人々の生活に影響しています

内蔵機能だけでなくデベロッパの存在も魅力の1つです

watchOS 6ではApp Storeが登場し

2万を超えるwatchOSアプリケーションがあります

これらのアプリケーションによって好きな情報を文字盤に表示できます

watchOS 7で進化するのはまずコンプリケーションです

デベロッパは1画面に1つしか使えなかったのが―

複数を使えるようになり文字盤の自由度が高まりました

Dawn Patrolを使ってサーフィン専用の文字盤を作れます

お気に入りのビーチの水温や風速などを表示できます

親ならGlow Babyを使って

昼寝やオムツ替えの時間が1つの文字盤で見れます

Nike+ Run Clubでは―

ランニングのペースや目標を確認できます

コンプリケーションが使える文字盤も増えています

例えばタキメーター付きのクロノグラフ文字盤や

コンプリケーションが中央にある特大文字盤です

情報を簡単に選べるよう―

文字盤の設定方法も刷新されました

コンプリケーションの作成にはネイティブSwiftUIも使えます

様々な可能性があるのに―

まだ試していない人も ご心配なく

watchOS 7では文字盤が簡単に共有でき

最適なものが見つかります

それが文字盤の共有です

App Storeでサードパーティ製を探したり

ウェブサイトで新作を探すことも可能

友人から 受け取ることもできます

手順はこうです

気に入った文字盤を見つけたら“文字盤を追加”を押すだけ

足りないアプリケーションがあれば表示されるので―

簡単に入手できます

これで新しい文字盤を使えます

自作の文字盤を共有するのも簡単です

文字盤を長押しして―

共有をタップし 相手に送るだけ

デベロッパが文字盤を直接 提供したり

SNSを通じて共有もできます

ユーザー同士がつながって―

Apple Watchの可能性を追求できるのです

次はマップについてです

徒歩や車や電車の移動に便利なマップが

今回 新たにiOS 14と同じくサイクリングにも対応

様々なルートを時間や距離と共に確認でき

専用レーンの有無も表示

移動時間や高低差も分かり

曲がり角にさしかかると教えてくれます

自転車では通れない所や階段の方が早い所も通知

サイクルショップなどが追加できるのも便利です

次はワークアウトについてです

Julz Arneyがお伝えします

ありがとう Kevin

ワークアウトアプリケーションは

運動のあらゆる面をトラッキング

人気のアプリケーションで

ワークアウトの種類も増え続けています

watchOS 7で追加されたのはダンスです

心肺機能を高める全身運動で

楽しく体を引き締められます

種類はヒップホップにラテン

ボリウッドにカーディオダンスなど

どれもフィットネスに適した人気のダンスです

苦労したのは運動量の算出の精度です

ランニングなどと違い腕の動きが一定ではありません

そこでセンサーフュージョンを使用

加速度センサーとジャイロスコープのデータから

動かしているのが腕のみか下半身のみか判断します

もちろん全身の場合もあります

そして心拍数のデータを踏まえ消費カロリーを算出

他のワークアウトでも正確性は同じです

腹筋などのコアトレーニング

日常の動きを強化する機能的筋力トレーニング

ワークアウトが終わった後

心拍数を元に戻すためのクールダウンもあります

iPhoneのアプリケーションでも成果を確認できます

今回 デザインが一新されました

概要タブをスクロールすれば

アクティビティの履歴やトレンドが簡単に見られます

使いやすく見やすくなってアプリケーションの名前も変わりました

フィットネスです

Kevinに戻します

ありがとう Julz

Apple Watchは健康維持にも一役買います

周期記録や呼吸アプリケーションノイズ通知に加え

watchOS 7ではさらに可能性が広がります

最もリクエストが多かった機能からご紹介します

睡眠のトラッキングです

Veraがお伝えします

ありがとう

睡眠を評価する方法は

数値やモニタリング周期の分析など様々です

私たちはデバイスを活用し睡眠をモニターするだけでなく

十分に眠ってもらうことを目指します

起きる時間だけでなく寝る時間も設定するのです

目標を決めるのは簡単ですが

実行するのは困難です

寝る前のルーティンは寝つきを良くするという研究があります

そこで用意したのが就寝準備

眠りの妨げになるものを最小限にし

ルーティンを作ります

見てください

ベッドに入る前に

iPhoneが就寝準備の画面に変化します

落ち着いたロック画面でおやすみモードです

就寝前のルーティン用にショートカットも設定できます

アプリケーションで めい想したり

音楽を聴くのもいいですね

寝る時間になると―

Apple Watchは睡眠モードになります

こんな感じです

就寝中は画面が消え

タップするとシンプルな文字盤が表示されます

アラームには―

穏やかで効果的なサウンドがそろっています

パートナーを起こさないよう静かな触覚のアラームも使えます

起きるとおはようのメッセージと共に

バッテリー残量が表示され充電忘れを防ぎます

Apple Watchでは機械学習モデルで動作を感知

息の強弱で起きるわずかな動きを読み取り

状態に応じた信号を送ります

ヘルスケアアプリケーションのトレンドの表示も変更

睡眠スケジュール 就寝準備そして睡眠モードは

iOS 14を搭載したiPhoneだけでも利用可能です

昼間だけでなく夜もApple Watchと過ごしてください

ありがとう Vera

睡眠と同じく 特に今健康維持に欠かせないのが

手洗いです

watchOS 7では時計で初めて自動検知の機能を搭載

手を洗っている時間を計測できます

機械学習モデルで手を洗う動作を識別し

オーディオを使って水や手の音などを検知します

途中で ちょっとした指導も

カウントダウンが終わる前に手洗いをやめると

続けるようメッセージを表示

終了時は音などで知らせます

これがwatchOS 7の新機能です

文字盤の共有や新たなワークアウト睡眠などに加え

Siriの翻訳機能などもあります

Apple Watchの次は

Craigが みんなにとって大切な話をします

始めましょう

“プライバシー”

Appleはプライバシーを基本的人権と捉え

デザイン段階から製品に組み込みます

デバイスに含まれる個人情報を安全に保護するため

全製品にプライバシー対策を講じています

第1に“データ量の最小化”

革新的な技術とノウハウで

第三者がアクセスできるデータ量を最小化します

第2に“デバイス上の知能”

情報をサーバに送らずなるべくデバイス上で処理し

データを収集させません

第3に“セキュリティ”

プライバシー保護にセキュリティ対策は不可欠です

最後に“透明性とコントロール”

データを提供するかどうか―

ユーザーが目的を理解したうえで選べます

これらの対策が全製品およびサービスに講じられており

プライバシーと利便性どちらにも寄与しています

例えば Appleでサインイン を使えば

簡単かつ安全でプライバシー対策も万全

昨年の発表以来 様々なアプリケーションとウェブサイトで

2億以上のアカウントが作られました

利便性はデベロッパも実感しています

この機能を採用したKayakでは

他のサインイン方法に比べ2倍も多く―

この方法が使われています

よく寄せられる要望は―

既存のアカウントと統合したいということ

今年はデベロッパにそれを実現してもらいます

アップグレードすれば今のアカウントを保持しつつ

利便性とセキュリティを得られます

今年もプライバシー対策は飛躍的に向上します

詳しくは Katie SkinnerとErik Neuenschwanderが説明します

ありがとう Craig

まずは位置情報です

ユーザーのコントロールを強めます

正確な位置を共有するか―

大体の場所のみにするか選べるのです

マイクとカメラも管理しやすくなります

アクセスを制御できるうえ―

現在または最近の使用状況が分かるのです

使用中はステータスバーに表示されます

次に トラッキングです

Safariのインテリジェント・トラッキング防止機能に加え

アプリケーションでのトラッキングにも対応

重要なのは透明性とコントロールです

App Storeのポリシーとして

トラッキングする前に許可を得るよう義務付けます

最後にアプリケーション・プライバシー

アプリケーションをダウンロードする前に

そのプライバシーポリシーを知りたいと思いませんか?

これまでは不可能でした

食品なら 購入する前に―

成分表で たんぱく質や糖分の比率を確認できます

アプリケーションも同じ仕組みにすべく―

各デベロッパに実態を申告してもらいます

その結果を開示し

データをどの程度集めているかを可視化します

他社への提供があるかも含めてです

開示先はApp Storeの製品ページ

これでダウンロード前にポリシーを確認できます

全App Storeで実施します

Craig よろしく

KatieもErikも ありがとう

以上がプライバシー強化と

ユーザーのコントロールを高める取り組みです

他にプライバシーが必要なのは―

家です

ここ数ヵ月の在宅で明確になったのは―

テクノロジーが機能している家に住むことの重要性です

そこでホームに新機能を追加

共通する特性があります

日常的に使えるようまずは設定や使い方が簡単なこと

例えばApple TVはiPhoneだけで設定できます

次に プライバシーの保護も必須です

SiriはApple IDではなくランダムな識別子が使われます

最後にデバイス間の円滑な連携

AirPlayがiPhoneから直接テレビに共有できるように

簡単さ プライバシーの保護そして円滑な連携が

家で過ごす時間をより楽しいものにするのです

テレビを見ていても音楽を聴いていてもスマートデバイスを使っていても

家でできることについてYah Casonが詳しく説明します

まずはスマートホームの話から

より簡単で安全なHomeKitアクセサリの開発のためのフレームワークと

Appleデバイス上でのエンドツーエンドの暗号化を提供しています

デバイスのエコシステムは構築済み

ですが 開発をより加速するために

AmazonやGoogleなどと

スマートホーム分野における相互運用の提携を新たに結びました

HomeKitをオープンソース化し使い勝手とプライバシーを保証します

新たなアクセサリやデバイスとの互換性を高めます

全てを管理するのはHomeアプリケーション

簡単な操作を行うだけで―

アクセサリの追加が可能

そしてiOS 14では―

Homeアプリケーションがオートメーションを提案します

設定に従えばすぐに―

玄関の明かりや車庫の扉を自動化することもできます

Homeアプリケーションを開けば

優先度の高いアクセサリが一番上に表示され

施錠や消灯を一目で確認できます

人気のアクセサリを見てみましょう

ライト たくさんの人がすでにスマート電球を使っています

オンデマンドで色が変えられます

iOS 14では新しい機能を導入しました

アダプティブ ライティングは終日 自動で色温度を調節します

朝は暖色の光で始まり日中は寒色になり

夜はブルーライトを抑えます

その時間に最適な色を選ぶのです

カメラ関連も人気があります

HomeKitセキュアビデオは完全にプライベートです

iOS 14では機能はさらに向上しました

重要なエリアを活動ゾーンに設定できます

注意を促すのは玄関先に人が現れた時だけです

顔認識も追加されました

写真アプリケーションにひも付いた―

詳しい情報を得てその人物が誰かを特定

HomePodが結果を知らせます

Apple TVでライブ映像も見られます

HomeKitのカメラに組み込まれているのはtvOS 14

コントロールセンターからアクセスしたり

Siriへの指示も可能です

映像をフルスクリーンで見ることもできます

tvOS 14についてはCindy Linが説明します

ありがとう

Apple TVは映像作品が楽しめるアプリケーションです

4K HDR ドルビービジョンドルビーアトモスで―

自宅で映画館の迫力を味わえます

すばらしい経験ができます

映像作品のみならず―

Apple Musicにアクセスして

音楽も楽しめます

Apple Arcadeのゲームもプレイできます

Apple TVを好みの仕様にすることも可能です

途中からゲームを再開することや―

ユーザの切り替えも

ゲームの進行状況や友達も確認できます

Xbox Elite 2やXbox Adaptive Controllerを―

使うことも可能です

フィットネスのアプリケーションも充実しています

tvOS 14に導入されたピクチャ・イン・ピクチャによって―

Apple TVの活用法はさらに広がるはずです

今後も最新情報の確認をお忘れなく

操作しながら別映像を見ることも―

AirPlayなら可能

iPhoneで撮影した映像を4K解像度で家族が共有できます

映像 音楽 ゲームとマルチに役立つApple TVですが―

何よりも楽しみなのは映像作品

そこで Apple TV+を立ち上げました

Apple Originalが充実しています

Apple TVを利用しお好みのAppleデバイス あるいは―

スマートTVなどでも視聴が可能です

利用者は既に10億人を超え―

SONYとVIZIOのデバイスも加わります

それではApple TV+ Originalが目下 制作中の新作をお見せします

原作は70年前にIsaac Asimovが発表した一連の小説

物語の舞台や年月ともに―

壮大に描かれたSFの傑作とされています

では ご覧ください

Foundationです

Apple TV+で視聴できる日が楽しみです

お家生活を変えてくれるApple TV

さまざまなアクセサリを利用すれば

家で過ごす時間が最高のものになります

以上です

では 新しいmacOSの主な変更点をご説明します

macOSは登場以来コンピュータの体験を革新してきました

驚くべきパワーと使いやすさを組み合わせ

広いユーザー層に愛されています

ファミリーや学生や―

クリエイティブプロ ビジネスユーザーそして もちろん―

ソフトウェア開発者にもです

そして今年好評のmacOSの体験がさらに…

いや まず何と呼ぶことにしましょうか

ユーザーの方はお察しのとおり答えるのはAppleの伝統のマーケティングチームです

ドラッグをお供にしたミニバスツアーで素晴らしい名前が考えられました

でも悲しいことに その方法はすぐに真似されてしまいました

そして続けていくことには現実的に責任がとれません

コピーする人たちが安全にツアーできる保証がないからです

そのため今年はプロセスは秘密にして栄光ある結論だけお伝えします

次のmacOSの名称はmacOS Big Surです

Big Surではデザインを一新し

主要なアプリケーションをアップデートしました

その名前が示すような比類ないパワーと美しさを実現しています

まずはデザイン

macOS X登場以来の大がかりな変更です

この新しいデザインにまつわる哲学について

Alan Dyeが ご説明します

Appleではデザインを考える時―

ディテールまで徹底的にこだわります

細部まで注意を払うことにより

唯一無二の体験を提供できるのです

その最良の例がmacOS Big Surです

よりクリアなデザインによって

パワーと使いやすさの両立を目指しました

まずはアイコンの形状の見直しから始まり

ボタンやコントロールを改良し―

各種シンボルマークに一貫性と識別性を持たせました

奥行き シェード 透過は階層を表します

どのモードでも見やすい豊かなデザインです

視覚的な複雑さを減らしてユーザーのコンテントにフォーカスします

ボタンやコントロールは必要な時のみ表示

各種設定へのアクセスや

通知やウィジェットの表示も改良しました

サウンドも より洗練された音に再マスタリングしています

Apple社の製品間で統一感のあるデザインを目指しました

Macのアイコンは 長い間愛されてきた存在なので

遊び心を加え Macらしさを忘れないようにしています

これまでの歴史を受け継ぎ

馴染みがあるのに全く新しくなっています

私たちはMacを すべての製品を生み出すために使っており―

macOS Big Surがその起点となります

これが新しいデザインに関する考え方でした

では 実際にお見せしましょう

象徴的な要素もアップデートしました

Dockも新しくなり画面下に浮かんでいます

各アプリケーションのアイコンもすべて見直されました

Finderを見てみましょう

サイドバーのデザインが洗練された形に変わり

ツールバーはコンパクトになりました

操作は簡単になっています

次はメールアプリケーション

サイドバーの記号が変わりカラーの背景が使用できます

各アプリケーションにはキーとなるカラーがあり

メッセージのリスト上でも使われます

新しいツールバーも便利です

サーチバーがクリックで広がります

クリック1つでフィルターも適用できます

次は写真アプリケーションを見てみましょう

画像データの確認も自由自在

アニメーションにはMetalを使用し―

なめらかな動きです

表示の切り替えや―

ズームイン ズームアウトも思いのままです

他にデザインを見直したのは

カレンダーや メモや

Podcastやミュージックの今すぐ聴くパネルなど

iWorkもツールバーがシンプルになりました

メニューバーもアップデートされ

エレガントな透明のバーになっています

メニューのレイアウトは間隔が開き 見やすくなりました

MacではWi-Fiやサウンドなどを直接コントロールできますが

さらに便利に改良されています

そして なんとコントロールセンターを

Macに搭載しました

何でも簡単に調整できます

ディスプレイの明るさも変更でき

クリック1つで―

ダークモードやNight Shiftにも切り替わります

メニューバーに好きな機能を加えることも可能

例えば おやすみモードのアイコンを―

メニューバーの上にドラッグするだけで完了です

新しい通知センターは―

右上の時計をクリックして開きます

各種通知とウィジェットが表示されていますね

通知はグループ化も可能

このリストは簡単に広げたり

クリック1つで消すことができます

ウィジェットも新しくなりました

カスタマイズも簡単です

この編集ボタンをクリック

すべてのウィジェットがさまざまなサイズで並んでいますね

サイズもクリックで変更可能です

デベロッパもこのDay Oneのように独自のウィジェットを開発できます

追加も簡単です

例えば 世界時計を表示しましょう

さらに メモや―

リマインダーを加えると便利ですね

Big Surで新しくなったウィジェットと通知センターの説明でした

次は主要アプリケーションの変更点です

Macのメッセージは

全デバイスとシームレスに連携します

SMSやiMessageの同期も完璧です

今年はメッセージの機能が大幅に増えました

まず検索機能が強化されています

写真やビデオの共有も簡単になりました

ミー文字もMac上で作成可能

ミー文字ステッカーを使って

会話を楽しく彩ることができます

特別な日にはメッセージエフェクトでお祝いを

メッセージのピン止めも各デバイスで同期可能

グループ機能も強化されました

以上がメッセージの新機能です

会話の管理機能が強化され表現方法が増えました

次はマップです

Appleのマップは旅のプランを作ったり

iPhoneのターンバイターンの経路案内をするのに最適です

このマップも新しくなりました

まず デザインが変わりました

最新の地図データで簡単に目的地を探せます

また 自宅 職場 店などをお気に入りに登録し

1クリックで呼び出せます

道順のガイドをMac上で作ることも可能

屋内のマップで空港のゲートを確認したり

大きいスクリーンでLook Aroundの景色を楽しめます

もう1つ増えた便利な機能は

目的地に向かう友人の到着予定時間を知る機能です

iOS 14のマップの新機能もすべて取り込みました

以上がマップに関する新しい機能の説明でした

次はMac Catalystです

iPadのアプリケーションを―

Macに移植する際に使います

例えばMac用のSwift Playgroundsの場合

Mac Catalystを使うことで―

大幅に開発の時間を節約できました

このMac Catalystも進化しました

Macのネイティブの解像度をフルに活用できるよう―

アプリケーションを最適化できます

また パワフルなメニューやキーボードAPIや―

チェックボックスやデートピッカーなどを提供

新しいデザインにもぴったりです

我々も新しいマップの移植にCatalystを使いました

Macでネイティブに動作するアプリケーションであり

リサイズできるウインドウとキーボードショートカットも使えます

メッセージも同じです

Mac Catalyst使用の―

アプリケーションは増加中

サードパーティのアプリケーションも同様です

次はSafariです

処理速度と低消費電力に定評があり

プライバシー保護機能も充実

また ブックマークやタブや閲覧履歴などを

デバイス間で共有できます

今年はSafariのパフォーマンスやデザイン

プライバシー保護機能など―

初の大幅なアップデートを行いました

Safariは これまでも世界最速のブラウザでしたが

今年はJavaScriptのパフォーマンスが劇的に向上

今後も他のブラウザの追随を許しません

ページの表示速度も向上しました

よく訪れるウェブサイトなら

SafariはChromeに比べ50%増しの速度で表示します

省電力機能においては業界最高のレベルを保ち―

プライバシー保護機能でも業界トップの充実を誇ります

プライベートブラウズやクッキーブロッキング

インテリジェント・トラッキング防止機能を導入

各サイトの個人情報収集状況を可視化することにより

プライバシーを保護しています

プライバシーレポートボタンのクリックだけで

個人情報の状態が分かります

また 保存されたパスワードの安全性をモニタリングし

情報漏えいを防いでいます

機能拡張も大きく変化しました

WebExtensions APIのサポートの強化で

他のブラウザ用の開発を容易にしています

また Mac App Storeには

Safariの機能拡張のカテゴリーが加わります

機能拡張はプライバシーを侵害することがあります

他のブラウザを使うとページの閲覧記録や

タイプした内容まで読み取られます

しかしSafariを使えば安心

機能拡張を使うサイトを限定できるのです

当日だけ機能拡張を使ったり

全サイトへの適用も可能です

パフォーマンスの向上やプライバシーの保護以外にも

新仕様が盛りだくさん

スタートページのカスタマイズや新デザインのタブ

Safari自体に搭載された翻訳機能などです

Beth Dakinに説明してもらいましょう

では 新しいSafariについて説明します

Safariのデザインは

大きく変わりました

スタートページは自由にカスタマイズ可能です

右下の角にコントロールがあります

背景も自由に設定できるようになり

美しい画像がたくさん用意されています

うちの息子の写真を設定してみましょう

ダウンロードのフォルダから

写真のドラッグ&ドロップで設定完了

新しいセクションも追加できます

例えば iCloudのタブと―

リーディングリストを加えるとこんな感じです

リーディングリストは本当に便利ですね

また 機能拡張によるカスタマイズも可能です

みなさんに開発していただくのも楽しみです

いくつか例をお見せしましょう

機能拡張は環境設定で有効化します

Power ThesaurusとRecipe Filterを選ぶと―

ツールバーに2つのボタンが増えました

Recipe Filterを設定すると

ウェブページからレシピを検索し―

ポップアップ表示してくれます

いつも大助かりですよ

機能拡張を使うにはまず設定が必要です

ツールバーのボタンをクリックし本日だけ有効にしましょう

ほら レシピがポップアップしました

Safariには私の個人情報が蓄積されていますが

Appleはプライベートな情報をしっかり保護します

インターネットではとても重要なことですね

Safariの機能を確認しましょう

インテリジェント・トラッキング防止機能の―

プライバシーレポートボタンのクリックで

トラッキングの確認ができます

さらにクリックすると 詳細なプライバシーレポートを表示します

次は新しいSafariのタブについての説明です

大量のタブも扱いやすくなりました

このウィンドウを開くとタブが見やすく並び

情報を探しやすくなっています

タブの数を増やしていくと―

幅の狭いタブに変わり全部のタブを効率よく表示します

タブが多すぎて分かりにくくなった時には

ポインタを上に置くだけで内容を確認できます

全部閉じたい時にはコンテキストメニューから―

簡単に閉じることができます

新しいSafariには翻訳機能も搭載されています

これはスペイン語のページ

私の主言語ではないので翻訳アイコンが―

検索フィールドに表示されました

英語をクリックすると記事が英語に翻訳されます

さらに読み込むと自動で翻訳が進みます

Safariの主な新機能をご説明しました

ありがとう Beth

Safariはカスタマイズの選択肢が増え

タブや翻訳の機能が充実し―

プライバシー保護機能も強化されました

macOS Big Surは―

MacOS X導入以来の大幅なアップデートです

メッセージやマップの強化に―

Safariの過去最大級のアップデート

しかし それだけではありません

Appleは数年前から水面下で―

重要な開発を進めてきました

詳しくはTimに聞きましょう

ありがとう

Big Surは重要なリリースですがそれだけではありません

今日はMacにとって本当に歴史的な日なのです

Macを新しい段階へ飛躍させる大きな変革の話をします

当初から Macはコンピュータ業界を再定義してきました

Macといえばイノベーションであり大胆な前進でした

パーソナルコンピュータの最先端に位置し続けるための変化をしてきました

Macの歴史には今まで大きな変革が3回ありました

PowerPCの採用Mac OS Xへの転換

そしてIntelへの移行です

今回またMacにとって大きな飛躍のタイミングになりました

本日アナウンスする変革はMacの

Appleシリコンの搭載です

私たちが大きな変化を決めるときのたった1つの強力な理由は―

より良いプロダクトを作るため

将来を見据えて新しいプロダクトをイメージするとき

Appleのカスタムシリコンが必要になってきます

Appleではハードウェアとソフトウェアの統合はすべての基本になっています

プロダクトが素晴らしい理由ですそしてシリコンはハードウェアの核です

つまり先進的なシリコン設計チームがいることが革新的なのです

AppleシリコンによってMacがどのように飛躍するのか―

未公開のラボにいるJohny Sroujiに聞いてみましょう

ようこそ

私たちはAppleシリコンを10年以上 開発してきました

Appleプロダクトのためにデザインしたスケーラブルなアーキテクチャです

機能とワットあたりの性能は業界一です

その道のりとこれからのMacにおける意味をお話ししましょう

始まりはiPhoneでした

小さいサイズには不可能にも見えたパフォーマンスと性能が必要でした

そのため私たちはワットあたりの性能を伸ばすことにフォーカスしました

世代を重ねながら技術の限界に挑み

パフォーマンスと熱効率を改善しながら業界をリードする機能を開発しました

私たちのチームは10世代にもわたる複雑なデザインで性能を向上しました

iPhoneのCPUの性能は実に100倍になりました

業界のどのデバイスよりも先を行っています

もう1つの機会はiPadでした

iPhoneのチップはほとんどのiPadを駆動できましたが

Retinaディスプレイにはカスタムチップが必要だったため―

チームはiPadのために最適で高性能なチップを設計しました

A5Xを始めとするiPad向けのSoCのラインを開発したのです

GPUとメモリサブシステムを増大しiPhoneの2倍のグラフィックスを実現

iPadのグラフィックスを比類ないものとしました

初代iPadと比べると

最新のiPad Proはわずか10年でグラフィックス性能が1000倍に向上

これがiPad ProがほとんどのラップトップPCより速い理由です

これでアーキテクチャのMacにおける有効性も分かります

もう1つの例はApple Watchです

SoCアーキテクチャをデバイスの要件に最適化し

Apple Watch用の低電力のチップを開発しました

私たちのSoCは個々のプロダクトの機能と性能を提供し

それぞれを業界最高に仕立てます

これらの3製品を全て合わせると―

10年間で 20億のプロセッサを出荷したことになります

それ以外にも何十億ものチップを開発し出荷してきました

そして今 このノウハウの全てをMacに生かします

これによってMacのパフォーマンスが飛躍的に向上します

パフォーマンスを語る上で重要になるのが電力です

現在のシステムは全て消費電力と発熱によって制約を受けます

デスクトップは高パフォーマンスですが電力を消費します

ノートブックは低電力とのトレードオフでパフォーマンスが下がります

高パフォーマンスには電力が必要なのです

この図をよく見ると左上を目標にするべきだと分かりますね

電力消費が少なく高パフォーマンス

それがMacの目標です

世界で一番省エネのチップを開発してきた私たちの経験を活用し

Macに消費電力を抑えて高いレベルのパフォーマンスを実現します

そのためにAppleのSoCに移行するのです

理由は他にもあります

Appleの独自技術とソフトウェアを統合しMacにイノベーションを起こせます

独自の電力管理でパフォーマンスとバッテリー駆動時間を向上します

Secure Enclaveは高度なセキュリティを実現します

高性能なGPUが高いグラフィックス性能を

全てのMacに提供し

プロ向けアプリケーションやゲームも最適になります

さらにNeural EngineによりMacは機械学習のプラットフォームにもなります

映像やディスプレイや画像処理などのその他の独自技術も適用し

Macのパフォーマンスを今まで以上に進化させます

Macにとってこれらの意味は何でしょうか

まずはMac用のSoCを開発します

次にiPhoneやiPadやWatchと同じように素晴らしい技術をMacにもたらします

個性的な機能と高パフォーマンスを提供します

そして全製品が共通したアーキテクチャを持つことになります

デベロッパにとってAppleエコシステムのソフトウェアの開発が簡単になります

究極的には独自設計のSoCでMacをより良い製品にすることができます

Macの次の飛躍に繋がるでしょう

シリコンとソフトウェアの統合が私たちの強みです

macOSがどのようにAppleのSoCで動くのかについてはCraigが説明します

ありがとう

macOS Big Sur のテクノロジーの話をします

Appleシリコンへの移行を

ユーザーにもデベロッパにもスムーズにするためのものです

素晴らしいOSになると思いますし

ユーザーはアプリケーションのシリコンへの最適化を希望しますよね

ベストな方法は

ネイティブアプリケーションですることで Big Surでは

全てのアプリケーションを

Appleシリコンネイティブにしてあります

負荷の高いプロ向けのアプリケーションも含めた全てです

Final Cut Pro や Logic Pro もネイティブアプリケーションです

購入した初日から使えます

どうやってできたのでしょうデベロッパと同じくXcodeを使いました

新しいバージョンのXcodeには

新しいチップへ最適化するのにデベロッパが必要な全てが揃っています

デベロッパはプロジェクトを開いて

再コンパイルするだけ

大半のデベロッパが数日でアプリケーションを最適化できます

そのためにUniversal 2 を開発しました

UniversalバイナリでIntelベースのMacでも

Appleシリコン搭載Macでも機能します

デベロッパは新しいMacのパワーとパフォーマンスを活用しながら

IntelベースのMacのサポートもシングルバイナリでできるわけです

すでに開発を始めているデベロッパもいます

MicrosoftはOffice for Mac

Adobeは主力製品のCreative Cloudなど

すでに多くのアプリケーションが稼働しています

ではmacOSをAppleシリコン搭載のMacで動かしてみましょう

これは私たちにお馴染みのMacのデスクトップ製品です

“このMacについて”を選択すると

Apple Development Platformで動いていることが確認できます

このシステムは初期の開発をサポートするためのもので

iPad Proに搭載されているA12Zプロセッサを搭載しています

ここで告白しますと

この上でmacOSをお見せしたのは初めてではありません

Bethと私がBig Surのデモに使ったMacと同じものです

先ほどお見せしたように

アプリケーションは全て正常に動作しています

もちろんMacの体験は

サードパーティアプリケーションにも支えられています

私たちはMicrosoftと協力してきたのでOfficeはもうネイティブです

Wordを見てください

すばらしい

スクロールが滑らか

レスポンスも全てバッチリです

次はExcel

複雑なシートや こんな地図も

一瞬でアップデートします

PowerPointも見てみましょう

レンダリングにMetalを使ってパフォーマンスを高速化しています

3Dのスライドで全てのレイヤーを見ることができます

滑らかなアニメーションです

Adobeとも密に協力して

Creative Cloudを新しいMacに最適化しています

Lightroom もネイティブアプリケーション

DNG形式の画像も高速で操作できます

もちろん編集機能も全てついています

調整してみましょう

良いですね この編集を一括で適用することもできます

簡単です

すばらしい

次は皆さんの関心の高いアプリケーションです

Photoshop

これはStephen Wilkes氏が撮影した5GBの画像です

レイヤーの数が多い巨大なファイルです

もう1羽 鳥を加えてみましょう

ソーシャルディスタンスは無視して

ズームアウトしてアニメーションを見てみましょう

美しいですね

最後に私たちの最も洗練されたアプリケーションです

Final Cut Pro

Appleシリコンで初めて実行します

4Kの動画を再生してみましょう

スムーズな動きですね

どのフィルターもリアルタイムにかけられます

色補正をしてみましょう

アニメーション付きタイトルやレンズフレア効果もつけられます

再生している途中に

Final Cut ProはNeural Engineのユニークな機能を活用します

映像を分析して重要なアクションをフレームに収めます

でも まだあります

マルチコア アーキテクチャを活用し

3ストリーム再生を実現します

フル解像度の4K ProResです

全てA12Zプロセッサ上で

素晴らしい!

これらがAppleのシリコンのUniversalアプリケーションです

このすばらしい成果に興奮しています

パワフルなAppleのシリコンがさらに可能性を広げるのです

高性能なCPUとグラフィックス

ユニファイドメモリアーキテクチャ

マシンの学習タスクを加速するニューラルエンジン

Appleのシリコンへの移行はデベロッパにとっても有意義です

共通のアーキテクチャにより

新たなMacたちでも同じコードの利用が可能になります

さらに重要なのが

ユーザーがシームレスに移行できることです

多くのデベロッパがネイティブに移行する中

アップデートが遅れるアプリケーションがあっても

ユーザーが使えねばなりません

そこで経験が生きます

PowerPCからIntelプロセッサへの移行時には

Rosettaがカギとなりました

この技術によって

IntelベースのMacへの移行が実現しました

macOS Big Surは

新バージョンのRosetta 2を搭載

既存のMacアプリケーションを自動的に

新しいMacたちで動く形にします

以前より高速で強力で高い互換性を誇ります

インストール時にアプリケーションを変換することで

すばやい起動が可能に

実行中のコードも変換できるので

JITコンパイラやJavaコードのブラウザにも対応

複雑なアプリケーションやプラグインも処理できます

ユーザーが意識せずに使えて性能も抜群です

macOS Big Surでは

新たな仮想化の技術も導入

Linuxのような環境や―

Dockerのようなツールも動きます

UniversalとRosettaとVirtualizationが一体となることで

多様なアプリケーションが動くシステムとなります

Andreas Wendkerに実演してもらいましょう

ありがとう Craig

ではRosettaを紹介します

どんなアプリケーションにも対応可能ですが

難易度の高いもので試します

これはMaya

Appleのシリコン上で動くモデリングソフトウェアです

600万以上のポリゴンで構成されたモデルが

このように滑らかに動きます

さらにテクスチャなどを足しても

スムーズな動きはそのままです

Rosettaはすばらしい性能を誇ります

次はゲームで試してみましょう

コントローラーも使えます

この シャドウ オブ ザトゥームレイダー には

Metal APIが使われています

App Storeからダウンロードしそのまま動かしています

美しい映像です

飛び降りると…

ライティングエフェクトが

反応が速くスムーズに動くのが分かると思います

1080pの映像がエミュレーションでこれほど滑らかとは驚きです

新しいMacたちは高速です

再びライティングエフェクト

Rosettaはゲームでも力を発揮します

多くのユーザーは他のOSのアプリケーションも使っています

なのでParallels DesktopをLinux VMで起動してみましょう

Linuxの仮想環境を作ります

ホストサーバーとしてデベロッパに人気のOSです

コマンドラインをたどってApacheウェブサーバを起動

これで仮想環境のウェブサイトをSafariで見られます

このとおり

他に新しいMacで使えるアプリケーションは

iPhoneとiPadのアプリケーションです

新しいMacと同じAppleシリコンで動くように作られているので

修正を加えなくても問題なく動くのです

例えば…

私の好きなゲーム

Monument Valley 2 も楽しめます

ギター練習にはFender Play を使えます

リラックスしたい時はCalmアプリケーション

Rosetta や仮想化 そしてPhoneとiPadのアプリケーションのサポートでした

多様なアプリケーションを新しいMacで楽しめます

戻します

ありがとう

新しいMacではiPhoneとiPadのアプリケーションを直接 動かせます

購入初日からMac App Storeでダウンロード可能です

ほとんどは修正なしで動きます

利用できるアプリケーションは前例がないほど多種多様です

一緒にこの素晴らしい移行を進めていきましょう

大部分のMacアプリケーションは数日でUniversalとして再コンパイルできます

ユーザはネーティブアプリケーションをすぐ使うことができるのです

Rosetta 2 で従来のアプリケーションを

仮想化技術でLinuxのような別のOSを取り入れられる

Macユーザーが初めて―

iOSやiPadOSのアプリケーションを直接使うことができ

世界で最も活気あるアプリケーションのエコシステムを楽しんでいただけます

新プラットフォームを早く使いたいデベロッパは

Quick Start Programに参加してください

各アプリケーションをUniversalに変換し

新しいAppleシリコンをフルに活用できます

資料やサンプルコードが提供され

developer.apple.comのフォーラムやDTSの優先サポートインシデント

世界中のラボへのアクセスも可能です

DTKハードウェアもプログラムに含まれるので

デベロッパは量産品が出荷される前に開発に取り掛かれます

DTKハードウェアはMac miniで

A12Zチップを搭載

デスクトップ仕様で16GBのメモリ

512GBのSSD

MacのI/Oを完備

macOS Big Sur の開発者用ベータ版と

Xcodeツールも付属しています

今日にも developer.apple.comで

申し込めます

今週から配送を開始します

Big SurによってAppleシリコンへのスムーズな移行を推進します

今年のMacの 全く新しいレベルへの進化はデベロッパには大きな好機です

皆さんが何を開発するのか楽しみにしています

また一堂に会する機会を心待ちにしています

Timに戻します

ありがとう 今日はMacの歴史が変わる歴史的な日です

私たちのMacのビジョンは常に変革を受け入れ

勇気を持って大胆な変化を遂げることでした

その度にMacはさらに強くより高い能力を持つことができるようになってきました

これほどMacの将来に自信を持てたことはありません

そして移行のタイムラインはですが

今週デベロッパは情報収集して

Quick Start Programに申し込みます

初のAppleシリコン搭載のMacが出荷されるのは年末

移行期は2年を見込んでいます

Intel版MacのサポートとOSのアップデートは続けます

実際 新しいIntel版Macを発売する予定もあります

MacとAppleには飛躍の年です

Appleのシリコンが最高の―

技術と性能 生産効率を全製品にもたらします

なんと素晴らしい発表だったでしょう

我々は革新を続けるため

全プラットフォームを刷新しました

OSは開発者ベータ版として今日リリース

初のwatchOSを含むパブリックベータ版も

来月から試せます

これらのソフトウェアは今秋に提供されます

この基調講演に続いて

充実の1週間が始まります

100以上のセッションやAppleのエンジニアへの相談など

内容は盛りだくさん

一緒に有意義な仕事ができるのを楽しみにしています

Appleは世界の多様性を力にしてきました

手を取り合えば世界を より良くできるはず

ご視聴ありがとうございました

記念すべき1週間が今日から幕を開けます

素晴らしいWWDCにしましょう