ハキリアリの戦士の王国 | Kurzgesagt

🎁Amazon Prime 📖Kindle Unlimited 🎧Audible Plus 🎵Amazon Music Unlimited 🌿iHerb 💰Binance

ビデオ

転写

熱帯雨林の奥深くには、

美しく致命的な達人たちによって形作られた浮遊王国がある

彼らはアリの王国における一種のハイエルフ

つまり、城、都市や国家を創造する

才能ある建築家たちである

しかし、彼らも獰猛で領土を拡大する戦士であり

彼らの王国も生存のために

決して終わることなき戦争に捕らわれている

「オエコフィラ ハキリアリ」

オエコフィラ ハキリアリは

長い脚で歩き、細い体を持ち

かわいらしく見える大きな目をもっている

だが、彼らには強力な下顎と酸を飛ばす能力があり

殺害がとても得意である

それについては後ほど掘り下げよう

彼らのコロニーは通常2から3の労働者階級を持ち

劇的にサイズを変える

大きなもの、小さいもの

そして時にはとても小さいものもいる

場所や種類によって、彼らは茶色から

エメラルドグリーンに体の色を変える

彼らのかわいらしい見た目よりも

ハキリアリが特別であるのは

彼らの王国を造る営みである

彼らは極端などんな高さでも建築することを好み

地面から数cm上の低木から始め

10mある木の天蓋にまで建築をする

しかし彼らはたった一つの木を制覇しても満足しない

ハキリアリ達は他の木々の間を渡す小枝かツルを探し

届く限りのすべての植物に拡大する

このようにして、コロニーは樹上を通じ

縦方向にも横方向にも広がるのである

我々が知る最も巨大なハキリアリの王国は

1600平方メートルまでを占め

バスケットコート4つ分に相当する

多くの地面が小さなアリ達に覆われて

制御不可能である

そして、ハキリアリは彼らの領土すべてに散らばる

数十もの巣を建設する

王国を守るための前哨基地や

葉と絹のシーツでできた管や球などである

高度なアリの建築物であるこれらの傑作は

大きなハキリアリ達によって創造される

より大きな働きアリは闘い、餌探し、

巣の建設、のようなより危険な仕事に責任を持つ

新しい巣を作り始めるとなると

主要なアリは周囲の葉を曲げ、管に変えようとする

もし葉のうちの一枚が十分に柔軟であれば

より多くの働きアリが助けに来る

鎖のように繋がった働きアリは

葉の端を一緒に引っ張るか

隙間を超えて辿り着き、遠くにある葉をつかみ

建設物にそれらを加える

曲げと引っ張りをしている間

他の働きアリは最も近い巣から建設地に

幼虫を運んでくる

通常、幼虫は自分自身を守るために

体をひねって繭を出す

だが、ハキリアリの幼虫は彼らの絹のすべてを

建築材としてコロニーに用いる

つまり、働きアリが幼虫の頭を葉の上に押し付けると

まるで小さなグルーガンのように粘性の糸を放出する

このようにして、働きアリは曲がった葉を

もう開かないように、それ自体の上に縫い合わせる

こうして、300枚以上の葉が取り囲む基礎からなる

中央の部屋を創りだす

それと同時に、彼らは小さなポケットをこしらえ

前哨基地のための追加の部屋として使う

さらに居心地を良くするために

小さな働きアリは幼虫を使い

追加の階層や部屋を織りなす

巣は通常、領土の境界にある兵舎として、または

幼体や食料供給を保存するために建設される

このようにしてアリたちは

本拠地までの広大な距離を渡る必要がないのである

しかし、兵隊アリ達にはいつでも

闘争の可能性が身近にある

女王とその護衛のために用意された

ネットワークの中心に位置する特別な巣を除いては

ここでは、女王が一日に数百の卵を産み

その卵は幼体のいる適切な巣に移される

つまり、コロニーとは小さな城と堀が

葉、小枝、つる植物からなる吊り橋によって

繋がれたネットワークである

設立されたコロニーでは

養う必要のあるアリが軽く50万匹はいる

幸運なことに、ハキリアリは主である低木や木々との

有益かつ密接な関係をもつために進化しており

アリ達はその木から

住処や飲むための樹液を得ている

しかしより重要かもしれないのは

それらから蜜が取れるアブラムシか芋虫のような

彼らにとっての家畜を飼育できることである

この行為は通常木を傷つけるが

これらの昆虫は小さなVIP待遇のグループに属している

選ばれた少数の隣人とアリの家畜にしか

果実のなる木に居ることを許されないのである

その他大勢の昆虫、より大きいものでさえ

怯えて逃げるか、殺され食われるかである

つまりほとんどの場合で、その木は

より危険な害虫から守ってもらっている間

受け入れられる程度のダメージは

大目に見なくてはならない

ハキリアリの王国はアリの楽園のようだ

大抵の場合、他の王国からの

競争相手がいない場合に限るが

まさに中世の人類のように

すべての女王が他を征服し

その領土を己のものとすることを求める

肥えた土地をコントロールすることが

ジャングルを生き抜く鍵である

そしてもし王国が大量の土地を失えば

王国は縮小し、荒廃するか餓死するかである

つまり、境界を拡大し防衛することは

コロニーの生存を維持するのに重要である

王国がもう一方の国を侵略するとき

初めに、相手のコロニーに対しての道を作り

大きな数千のアリの軍を集める

目標は少しの領土を盗み、引き継ぐことである

防衛中のハキリアリのパトロール兵は

すぐに侵略者を見つけ

即座に警戒フェロモンを放つ

数匹が防衛のために前線に駆け付け

その間に、他のアリは最寄りの前哨基地に助けを求め

通ったルートにフェロモンを放つ

彼らがほかの姉妹と出会うといつでも

まるで戦いの最中であるかのように体を痙攣させる

彼らに前線へのフェロモンの跡を

追うよう知らせるために

戦場では、両軍からの大きなアリが

自身の体を持ち上げ

下顎を大きく開いてお互いに周回し

そして、相手を掴もうとする

もしアリが相手を掴むと

犠牲者は大きなアリの同盟集団に

引きずり込まれ、動きを止められる

するとそのアリは犠牲者を引き離し

触角や脚を切り

彼らの腹部をスライスする

攻撃側の前進を食い止めるために

防衛側の大きなアリは戦場中にギ酸を噴射し

化学的に標的を焼く

攻撃側もすぐに同じ方法でやり返す

混沌とした戦場では

両陣営は酸が飛び交う戦場で

数えきれないほどの戦士をますます失う

数分後、前哨基地からの援軍が到着し

攻撃成功のための時間がゆっくりと無くなっていく

これが戦場の転換する瞬間である

防衛側はゆっくりと攻撃側を押し返し

最終的に、攻撃側は耐えられなくなり

退却を余儀なくされる

両陣営ともに犠牲の大きい戦いであった

何千もの死骸が戦場の下の地面に積み重なり

そして多くのアリがひどく傷ついた

コロニーの巣や子供たちの防衛は安全だったが

攻撃側の新しく価値のある領土を奪う

という試みは失敗した…

…今日のところは

彼らはすぐにまた繰り返すだろう

しかし王国は備えるだろう

高度なアリの浮遊王国では

戦争は何も特別ではない

まさに人生の現実である

ご存知のように,帝国は決して

永遠には続かないからだ

そしてハキリアリ達は戦いの準備をする

このビデオはシリーズの三本目であり

CuriosityStreamの援助によって開発されました

ストリーミングの定期購読サービスで

数千のドキュメンタリーと

ノンフィクションのタイトルがある

CuriosityStreamはディスカバリーチャンネルを始めた

同じ人々によって設立された

つまり、科学、自然、歴史、科学技術、

そしてあなたが思いつきうる

興味のある他のたくさんのトピック

それらについてのドキュメンタリーがすべてある

もし私たちと同じように

楽しいビデオを見ながら学習したいなら

こちらをどうぞ

例えば、David AttenboroughのAnt Mountain

このビデオの完璧な続編であり

あなたをアリの王国にもうしばらく留めるだろう

数千のドキュメンタリーと

ノンフィクションTVショーを見ることが

すべてのストリーミング機器で

たったの月額$2.99で可能だ

Kurzgesagtの視聴者諸君には特別な特典がある

概要欄のリンクをクリックし

‘Kurzgesagt’とコードを入力することで

年間プランが25%オフになる

つまり、年間たったの $14.99である

我々の友人であるCuriosityStreamの助力と

このビデオのような美しく意欲的な

プロジェクトの作成に感謝します

パート4を待ってソワソワしているなら

‘curiositystream.com/kurzgesagt’を

訪れて割引してもらおう!

ご視聴ありがとうございました

クワッ

(美しいアウトロ音楽)