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転写
友人は人生をいいものにする
人生の困難に耐え、楽しむ土台になるのだ
友人は生きる意味と目的を与え 安心感、自尊心、幸福感の源になる
幸福度の指標として 「つながり」は最重要で
社会的な孤立は 多くの病気や寿命の短さにつながる
でも誰を誘えばいいのかわからない 映画、お祝い、慰めの相手に
友人の少なさに孤独を感じるかも
あなただけじゃない
断絶と孤独は蔓延している
多くが友人を欲するが 作り方がわからない
意外にも若い層が最も孤独で 彼らの人間関係はパンデミックで大打撃を受けた
社会的距離は教室、クラブ、寮での交流を阻んだ
大量の交友関係が 成立前に芽を摘まれた
これは長期的な幸福の総量を大きく変える
ここで朗報だ 手遅れじゃない、友人の候補はたくさんいる
ここから、科学的情報と助言を織り交ぜていくが
個別の状況には対応できない
人も、文化も、日程も違うのだ
慢性的な孤独感に悩んでいるなら 関連動画もどうぞ
さて、他の人生の重要事項と同様 友人作りはごく単純だが、必ずしも容易ではない
だが、いくつかの単純な仕組みがあるだけだ
【友人作りの最重要事項】
何気ない時間を共に過ごすことで 友人はできる
これは祖先の関係づくりと同じで
閉鎖的な小集団での生活は 友人の選択肢も乏しかった
だから身近な人間と良好な関係を築くのだ
学校や大学での友人作りが容易なのも同じことで
同じ場所に数年閉じ込めてくれるし
活動内容も、何よりスケジュールも共通だ
生活圏が重なることで 日頃から顔を合わせることになり
様々な人と経験を分かち合う
共通の価値観、ユーモアの持ち主と出会う機会だ
共通の関心より 身近さが重要な場合もある
寮の友人関係は部屋の近さと 最も強く関係していたという研究もある
部屋が近いほど 友人になる機会が多いのだ
教室に居さえすれば、仮に無言でも 周囲がより共感的になるという研究もある
友人作りの最重要原則は 実世界で定期的に他人と過ごすことなのだ
これだけで友達ができることもあり 残りの助言に勝る
ただ、友人作りは数字遊びや競争ではない
周囲と比べないように
社会性は、生きるうちに変化していくものだ
10代では内向的だったが
20代では繋がりに憧れ
30代では広い交友の輪を離れ 少人数の輪を好むかも
いいも悪いもなく 人それぞれだ
【友達が足りない理由】
交友関係が希薄になる理由は陳腐で ほとんどの人が重視していないからだ
日頃から気にかけないと 交友関係は維持できないと手遅れになって気づく
幸福において重要な存在なのに 友人は後回しにされがちだ
仕事、通勤、恋愛、子育てが時間と体力を奪い
ソファーに身を投げ出し ダラダラしたくもなる
自転車をこいだり、外食に行ったりするのに 大人は気力が必要だ
エネルギーと好奇心にあふれ、 時間がゆっくりだった頃とは違うのだ
でも忙しいのは大人だけじゃない
アメリカの10台は TikTok が大好きで
友人と遊んだり電話で 話すよりも長く眺めている
友情が確立すれば あまり時間をかけずに維持できる
だが、気に掛ける必要はあるのだ
日常に追われると、友人の興奮や落ち込みを ついスルーしてしまう
多くの友情が ふとした注意不足で薄れていくのだ
さらに悲劇なのは 友人を失うのは1人だけじゃなく
少なくとも2人以上だ
孤独になりがちな要因は 交友関係の作られ方にもある
平均的にみると自分より友人の方が交友が広い 友情のパラドックスだ
交友関係が広い人ほど 自分と友人になる確率も高いからだ
交友関係は個々人の繋がりというより 中心人物の周囲にできるものだ
だから中心人物と疎遠になると 多くの交友が一度に失われうる
これは自己認識を歪めうる
実際はごく普通でも 友人が少ないと感じるのだ
人生の転機では一気に悪化しうる
進学、就職、結婚に伴い引っ越すと 交友関係から孤立する
あるいは以前の関係と別れ 交流の一部だけが残っているかも
自分が孤独だと感じる理由は 人それぞれだが
概ね、根本的な原因は－
時間だ
近道はない
友人を作り、維持するには
友情の優先度を上げ、共に時間を過ごし 関心を示す必要がある
自身を振り返り、人生の時間配分を見直そう
【新たな友人の作り方】
研究によると、新たな友情は 出会って数週という早期に形成される
だが、友人が親友になるには 数ヶ月が必要で
投資した時間と交流の質が 最も重要とされる
友人を作るなら自分と共通点があり 社交的な人を探すとよいだろう
友達作りの負担を減らしたいのなら 自分を知ることだ
一般に、外向的な人は感覚的な刺激を求める
辛口な食事、大音量の音楽 観客を魅了する興奮など
内向的な人は、感覚的な刺激に 敏感な傾向にあり
静かな環境、少人数を好み 辛口を好まない人すらいる
人によって好む場所は違う
バーやサッカー観戦での交流に向かない人
公園や本屋の散歩に刺激を感じない人もいる
男性は特に共同作業がオススメだが
居心地の良い場所に行き、面白いことをしている 好ましい人と出会うのもいいだろう
地域の集まり、ボランティアなどもいい
近隣の模型店を調べ オモチャを引っ張りだしたり
新たな TRPG の集まりがあれば加入したり
ゲーム会、試飲会、スポーツ、ハイキング、料理会を meet up で見つけ、参加しよう
もう一つの明確な道は 職業生活にある
好感の持てる人が集まる職種なのか 就活で考慮するのもいいだろう
関係を深めた同僚は 良き友人になりうる
相手が対等な同僚なら、尚更だ
それに、疎遠になった友人もいる
関係を復旧できるかもしれない
電話や誘いだけで十分な場合もある
こういった連絡は 高確率で感謝されることがわかっている
誰かと過ごすチャンスは 想像以上に多いはずだが
不十分なら あなたがチャンスを作ることができる
招待は交友開始の合図だ
夕食会、終業後のサッカー ボードゲームの仲間づくりなどで、人を集めよう
楽しい機会を作れば感謝される
ちょっとした行動で、幸福度、楽しさ、繋がりが 好循環するきっかけになり
あなたの周りの人生も 有意義な形で向上する
誰かに好感を持った時 第一歩には勇気がいるが
相手も同じかも
お互いに交友を望みつつ 踏み出せないのかもしれない
だから踏み出そう
最悪の場合、数時間を浪費するが
生涯の友人ができるかも
報酬はリスクより 格段に大きい
交流が始まったら 相手の人生の重要な出来事に注視しよう
もちろん、重たくない範囲で
時間をかけるほど 有意義な雑談、他愛ない冗談の機会は増える
友情には時間が必要だ 無理はせず辛抱強くいこう
特に、慣れないうちは
継続すれば、一歩一歩ゆっくりと改善されていく
【心を開く：ケアとシェア】
他者と過ごすのは苦にならないが 友達作りには苦戦するという人が多い
そこで交流を促進する 2大原則を紹介しよう
ケアとシェアだ
人は、自分自身や自分の関心事の話題が好きだ
主観的には宇宙の中心にいるのだから
なので、自分に興味がある人を好む傾向にある
友達を作るには 他者の行動原理を知ろうとすべきだ
ケアに劣らず重要なのが、自己開示だ
交流では、あなたを形成した出来事をシェアすべきだ
ここで、唐突に自分をさらけ出すのはやりすぎで
秘密を少し開示すればいい
相手も自己開示がしやすくなる
最善のケースでは 共通の経験が見つかる
学校での辛い思い出とか
奇妙な映画への情熱とか
相手を知り、個人的な物語を共有するのだが その匙加減に厳密な正解はない
自己開示の適切な度合いを見極めるには経験が必要で 会話の雰囲気にも依存する
ややこしいことに、何かを得たいときには 「そこまで欲しくない」という自己暗示が有効だ
リラックスして楽しみ 自分らしくいたほうがいい
期待せずに自分らしく行動し
交流の機会にオープンでいて
誘いがあれば受け入れる
基本的にそれだけだ
交友関係の優先順位を上げること
友人と連絡を取り合い 定期的に遊びに行く
他者に純粋な興味を示し 適度に自分を知ってもらう機会を作る
実行できれば成功は近い
少し怖いなら、いい知らせがある 人間の脳は結びつきを強く求めるものだ
友人を求めるのは当然だし 親密な関係を歓迎する人は多い
友情の種はそこら中にあり
あなたのいる人生を喜んでくれる人は たくさんいるのだ
良き友人として、手を伸ばそう
あなたの友人づくりの旅に寄り添うため 新旧の友人とシェアできるものを作りました
2つのワームホールピンは 一番の大親友と常につなげてくれます
友人グループ全体へのシェアなら 小鳥のピンを全員に配りましょう
同じものはなく、パズルのように繋がります
あるいはつながるポスターで 気にかけていると示すか
あるいは科学グッズをただ眺めるか
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ご視聴ありがとうございました