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原子力を使うべき3つの理由
1. 原子力は命を守る
NASAの最近の研究によれば
原子力は180万人もの命を守った
チェルノブイリと福島を考慮しても
原子力は最も人が死なない電力源だ
核廃棄物は毒性が高く
地下に埋められるが
化石燃料から出る毒は
空気中に放出される
化石燃料の使用を減らせば
ガンや肺の病気
炭鉱での事故も減るだろう
危険物質を深い穴の中に埋めるか
それとも大気中に大量にばらまくか
前者が合理的だろう
原子力を危険に感じるのは
大災害は記憶に残るが
静かな死は見えにくいからだ
飛行機と車の話も同じ
再生可能エネルギーへの転換は
最低でも40年かかる
化石燃料を使っている時
原子力なら多くの命を殺さずに済む
2. 原子力はCO2排出を減らす
環境への害が少ないという点で
原子力は化石燃料に勝る
1976年以降 原子力のおかげで
64ギガトンもの温室効果ガスが
排出されずに済んだ
21世紀半ばまでに
さらに82~240ギガトンの排出を防ぐ
エネルギー消費は増えていく
政府の予測では 中国だけで
石炭火力発電所が10日に一つ
作られていく見込みだ
中国は毎年40億トンの石炭を燃やす
石炭は安く 入手しやすい
すぐには使用はやめないだろう
原子力は地球温暖化の危機を防ぐ
唯一の手段かもしれない
他と比べれば 原子力はクリーンだ
将来 原子力は終わるとしても
今後100年に限っては
良い選択肢だ
3. 新しい技術
技術が 原子力の問題を
解決するかもしれない
今使われている原子炉は時代遅れだ
70年代から進歩していない
だが今 トリウム原子炉が現れた
トリウムは豊富で 核兵器にしにくく
現在の原子炉よりも廃棄物が少ない
廃棄物が危険な期間も数百年程度で
数万年よりはいい
トリウム1トンが持つエネルギーは
ウラン200トン 石炭350万トン分だ
これが成功するかはまだわからない
さらなる研究が必要だ
今人類が抱える問題もそう
困難な挑戦だが 人類は進歩してきた
原子力は使うべきか?
進歩にリスクは付き物だが
感情より 知識に基づき判断すべきだ
原子力の別の側面を知りたい人は
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